イケメンながら、ちょっとゆるふわっとしたところのある福士蒼汰は、霊と応対できるえんちゃん役にピッタリでした。
実はしっかり考えているのに、阿熊役の土屋太鳳に気安くどつかれている姿も、コミカルで良かったです。
死んだ人や死後の世界が描かれている作品でしたが、どこかコミカルに描かれており、鈴木亮平さん演じる死神もウサギの着ぐるみを着ているという、死神に対する怖いイメージを払拭するような可愛らしい役柄でした。コミカルの中にも感動する場面はたくさんあり、亡くなった方それぞれの想いを感じるたびに胸が熱くなりました。また、死神が着ているウサギの着ぐるみの謎も後半になると解き明かされていき、最終回に近づくにつれて涙なしでは見れませんでした。悲しみの中にある優しさに気づくことができる、素敵なドラマでした。