このご時世、NHKだからできる最大限のハードボイルドをしてくれてたと思う。日本のハードボイルド探偵大好きだからそれだけで100点満点。
ぜ~んぶ、報われたようでまったく報われてないところ、最高。
こだわり抜いたビジュアルとシルエットが、とにかく絵になる。
最後3部作になったのはちょっと長かったな…とも思ったんだけど、ラスボスが3回分かけて描くだけのクソ野郎だったのでOK。
全体の作りと演技という点では、やっぱり長谷川初範ゲストの第2話が一番好きだな~!
なので2020年冬ドラマの最優秀助演男優賞は長谷川初範!
悪いうさぎシリーズ完結と共に最終回。そうだ、NHKのドラマ10枠は7話完結だった、、、個人的には、このドラマ独特の暗めの空気感のおかげか、ミステリー小説を読んでるような感覚になるのが好きだったなあ。
68会のイカれたお方たちが、マンハントならぬガールハントだ、ガハハ的な感じで女の子たちを撃ち殺す糞胸糞ゲームには流石に開いた口が塞がらんかった。
あとなに?あの暗に誰かをディスってそうなコメンテーターたち(笑)MCもMCで、「若い女性たちを獲物に見立てて狩りをしていた悪党たちがこちらっ!」ってなにそのテンション?胸糞続きだったな、、、
そんな中、今期だけで3作品の...
ミワの失踪事件はやっぱり68会の狩猟ゲームだった。24時間にげれたら200万円。ミワはウサギの仮面をつけて真相を探るために参加して、なんとミワと気付かずに父親が撃ち殺して楽しそうに笑ってたわ。
とりあえず、山辺さんちのしょうちゃんこと岡田警視が裏切り者じゃなかったのは嬉しい。んで彼は確かに山辺の子供だけど認知すらされていない…彼も闇が深いな。父親に手錠をかけて逮捕し、今が地獄だけどだから頑張れるって。良かったな。
ハムラも「世界で最も不運な探偵」と言うけど、そばには愉快な仲間たちもいて全然不幸ではない。これで物語が終わるなんてもったいなさすぎる!ハムラはまた白熊探偵社の看板を...
先週に続き、女子高生失踪の行方を追うハムラアキラ。今回はアケミさんも活躍しましたね。家出少女として危うく過ごしていた時期に、富山オーナーが本屋に招き入れてくれて良かった。人生って出会う人によって変わってくるよなぁ…なんて漠然と考えていました。
さて。この失踪事件はつまり、子供たちの世界(家出少女)と、親たちの世界(68会)を、「狩猟」と「お金」が繋いでいるということでしょうか。家出少女は狩猟ゲームで生き延びれたら大金をもらえる。ミワは本当に殺されるゲームだとは知らずに、カナのためを思って68会に斡旋してしまっていたとか?
実は韓国ドラマ「トラップ」をちょうど見終わり、狩猟する...
新しい依頼はお金持ちの家から、家出した高2の娘ミワの行方を友達のミチルから聞き出してほしいという依頼。そこに二人の友達のアヤが殺される事件も発生。さすがこれから3話かけてやるだけあって、登場人物が多い。そしてお金持ち家族には”誰にだって秘密はある”状態で、10の秘密はあるだろうなって展開(あれ、これどっかで聞いたな…笑)。
ミチルは「大人にも事情があるように子供にも事情がある」って言ったり、外ではウィッグかぶってて家はお金持ちで両親甘々でいい子ちゃんだったり、なんかリアル。そしてお父さんが木下ほうか!出オチのように、絶対事件に絡んでると思うな(笑)
とりあえず、精神崩壊してる...
2週間ボディガードする依頼の回。依頼主の女性は二重人格か妄想なのか言動に一貫性がなくて、問い詰めたら悪魔の仕業だと。途中の展開が少しホラーちっくで鳥肌、結局依頼主は死んでしまいました。
悪魔というか犯人とハムラが対峙。その男はこの世は地獄だと思ってる。そして彼女の死はこの地獄から抜け出す手伝いをしただけだと言う男にハムラは、あんたは本当はいい人なんだね可哀想、だけどあんたも悪に染まることない地獄は終わらないよ…と伝えたけど、結局その男は目の前であっさり飛び降りてしまった。
その男は、児童虐待とかDV事件とかを担当して人を裁いて救ってきた裁判官。行き着くところはそこだったのか…...
今回は金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴と」の『みんなちがって、みんないい』がキーワードで、大学のゼミの同期でつくった独女会の1人が7年前に自殺してて、その真相を調べる依頼。独身の女が集まる”独女会”というネーミングもすごいが、結婚とか妊娠とか、4人の女性グループを通して女の世界の闇が浮き彫り。
自殺した香織は不妊と夫の浮気に悩んでたけど、ハムラに依頼してきた慧美は、友達の不幸を聞いて優越感に浸るタイプ。悩んで泥沼に落ちる香織を見るのが楽しかったのに、立ち直っていく姿にイラつくとかすごくリアル。
そして環が自分を好きだと香織が気づくシーン…。優しい香織が「そんな目でずっと私を見て...
ひっそり見てた1話、思っていた以上にちゃんとハードボイルドしてていいなと思っていましたが、2話もすごかった。
とにかく長谷川初範のすごさ、これに尽きる。
後味は悪いといえば悪いけど(ハードボイルド探偵ものはそれも定番だし)、長谷川初範の演技に圧倒されて、珍しく録画してたの2回も見ちゃった。そんなにセリフは多くないのに、あれだけいろんなものが伝わってくるの、単純にすごい。
シシドカフカさんはシルエットだけで絵になるので、それはそれで見ているだけで楽しい~。
世界で最も不運な探偵、ハムラアキラ。今週はツイているのかツイていないのか不思議な展開で、まぁ何かあるとは思ってたけどそうきたか、な結末。
なんで真冬に真夏の設定なのか最初から気になってたけどそういうことだったのね。張り切りすぎてないちょうどいい伏線と回収がオシャレ。
先週の流れだと、警視庁の超エリートの岡田(間宮祥太朗)と一緒に事件を解決してくのかと思ったけどそうでもない。が、やたらオシャレに”仮定の話”をする二人がいい。物語りはもちろん、ハムラの声のトーン、登場人物のキャラ、音楽、全体のバランスがやっぱり好き。それにしてもシシドカフカさんは美人で演技うまいし、間宮祥太朗さん...
なんだこのドラマ、控えめに言っておもしろい。
ハムラアキラ演じるシシドカフカさん、怪しさ満点だったけど実はエリート警視の間宮翔太朗さん、探偵事務所兼本屋のオーナーをはじめとする個性的な顔ぶれ、登場人物たちが総じてキャラが魅力的で、気負ってない演技も良い。
探偵のハムラを探偵事務所に雇ったんじゃなく、ミステリー専門の本屋のアルバイトに探偵がやってきたから、探偵事務所を立ち上げた。という設定も好み。
物語は、ハムラの殺人事件を軸に、MEGUMIさん演じる自己中なハムラの姉と、村上淳さん演じるハムラの幼なじみの旦那とかが絡む事件でしたが、殺人を扱いながらも展開がライトでちょう...