エピソード13 暴力珈琲 感想
ぼっちゃんを殴る青山の凶変ぶりにびっくり。
前回でハラハラしてただけに、一気に救われた感じで良かった。
垣根ちゃんが、珍しく自己主張したのも良かった。
結局、ぼっちゃんも快心したみたいで良かった。
エピソード14 ポップ珈琲 感想
ぼっちゃんのエピソードの後に、こう持ってくるとは、流石だなと感じた。
たこさんの奥さんの幸子さんの若い頃を演じた、森迫永依 が思ってた以上に、嵌っていて良かった。
もちろん、幸子さんの現在の姿を演じる、市毛良枝 も良かった。
たこさんが、珈琲の知識や入れ方を教わったのは幸子さんだったという真実に泣いた(泣)...
青山さんが組の金を持って逃げたというのは事実ではなかった。
二代目の計らいで組を抜けさせたあげたけど、組の抗争がぼっちゃんが発端だと思わせないために、青山さんに悪者になってもらったと。
・・もうちょっとぼっちゃんへのフォローをうまくできなかったろうか。
そこはちょっとモヤモヤするけど、ぼっちゃんのことを語る二代目がうれしそうで泣けた。
でも、どんなに大事に思っていても、ちゃんと言葉で伝えないと伝わらないから!特に子供にはちゃんと愛していると伝えてあげてほしい。
何はともあれハッピーエンド。
ノリノリで運転する垣根さんかわいい。
たこじいさんの若い頃のエピソードもよかった。
あと、毎回...
最終回。
ぼっちゃんや組を裏切って逃げたかのような青山さんでしたが、そこにはちゃんと理由があって、というか青山さんは何も悪くなくてずっとぼっちゃんと二代目に忠義を尽くしていた。
それはいいんだけど、やっぱりぼっちゃんに誤解させたままなのは良くなかったと思う。
実際にこどもにつらい思いをさせておいて、後になってから全部お前のためだったんだよって、なかなか納得できないんじゃないかなあ。
恨みながら17歳まで育ってしまったぼっちゃんの青春時代は戻らないんだし、ぺいも無駄に殴られてた気がする。
まあぼっちゃんは非常に素直で、青山さんへの好意をを持ったまま立ち直ったようだけど、重荷を背負わせな...
エピソード12 ぼっちゃん珈琲 感想
青山が、たこさんに珈琲を教わった後にぼっちゃんと出逢ったのか。
ちゃんと時系列が繋がってるのが良い。
しかし、ぼっちゃん(宮世琉弥)は、青山を本気で恨んでる。
その気持ちは分かるとはいえ、あまりに行き過ぎた行動。
流石に殴りたい案件勃発ではありました。
最後のロシアンルーレットで迷うなく、珈琲を飲んだ垣根とぺい。
やっぱ、両者とも青山を失いたくないから、命を失う事を恐れず咄嗟に出た行動。
感動した(泣)
しかしお父ちゃんを失った喪失感から変わっていってしまうぼっちゃん。
今回は、彼のエピソードでずっと見せた感じだが、組のトップに必...
青山さんが所属していた組の三代目のぼっちゃん、こどものころはヤクザの権力をかさにするのを嫌っていたのに、立場が急変して人が変わってしまった。
指のことも本気で言ったわけではないのに、まるで組から抜ける条件のように、指だけ残して去って行った青山さんを恨んでも仕方ないかもしれない。
もちろん、ぺいを傷つけたり関係ない垣根さんを巻き込んだりするのは良くないけど、青山さんもぼっちゃんに対して何かフォローしてあげてほしい。
そもそも、組の金を持って逃げて珈琲屋を開いたのもちょっといただけない。
でも、そこにも何か裏があるようなので、青山さんを非難するのは次回を見てからですね。
次回もう最終回でさ...
青山さんが黒い手袋をしている理由とか、組から追われている理由とか、ものすごくわかりやすく明らかにされてよかったです。
幼いころはまともでかわいかった坊ちゃんが、ちょっとおかしくなってしまったのは、元をたどれば実際全部青山さんのせいでもあるし、ちょっとかわいそうだなと思った。
当時は青山さんも限界だったんだろうけど、幼い坊ちゃんは守ってあげてほしかったな・・・。
それにしても垣根さんの腹の座りようが清々しい。意外とぺいといいコンビで、パラビのオリジナルストーリーのほうも気になる!
ぺいも何とか元気そうでよかった。
ドラマや映画で描かれる暴力団は、ちょっとかっこよく見えることもあるけど、...
いよいよ、たこさんとのエピソードがじっくり描かれた回。たこさんとのやりとりは原作よりも多く、より丁寧に、より深く描かれていたところに愛を感じました。たこさんが、おいしい珈琲の淹れ方にとどまらず、青山に足りないものを一つ一つ教えてくれたことに感謝です。
そして、ぶっきらぼうな青山が「教えてください」と言わされてるのはとても可愛かったです。礼儀を教わり、ご飯を味わうことを教わり、誰かに大切に想われることを知って、怖くなってしまった青山。そのせいで、たこさんの最期を看取れなかったことがもどかしいです。
それでも、喪失感と共に「おいしい珈琲を淹れたい」という思いが強くなり、今の青山さんにつなが...
エピソード11 たこ珈琲 感想
青山(中村倫也)とタコさん(光石研)がどの様に師弟関係になったかが描かれた重要回であったのもあって、素直に1番面白かった。
徐々に、たこさんに珈琲の知識だけでなく、礼儀作法まで教わる青山。
こうやって、今の優しい青山になったんだなと理解できて、流石の伏線回収でありました。
たこさんが、最後、亡くなり、それを見てしまう青山の切なさは辛かった(泣)
たこさんの死をきっかけにヤクザを辞めようと決意する青山(中村倫也)も良かったが、やはり、ぼっちゃん(宮世琉弥)に痛みつけられる青山。
見てて痛々しかった(泣)
まさか、最後は、再びぼっちゃんと再会して...
いろいろと気になっていた青山さんの過去がかなり明らかになって、スッキリした回ではあります。
組がらみの話はしんどいし、たこ師匠の死も悲しいけど、最後に自分の珈琲を引き継いでくれる若者が現れてうれしかったんじゃないかな。
あらすじを読むに、青山さんが執拗に追われているのは、組の金を持って逃げたからというより、三代目のぼっちゃんが執心しているからのよう。
青山さんの大事な人は垣根さんになるのかな?と思ったけど、垣根さんは純粋に珈琲にほれ込んでいるようなので、果たしてどうなるかな?
しかし、つくづく珈琲って不思議な飲み物だなあ。
あの豆を焙煎して挽いてお湯かけて飲んでみようと思った人はすご...
今回改めて金髪のころの青山さんをしっかり見たけど、脱色しすぎてパサパサになってる髪質が、珈琲に出会ってギラギラした眼差しの青山さんにすごく合ってる。
心に余裕をもって食べたものをしっかり味わったり、今までで一番勉強したり、師匠の言うことを素直に聞いて前に進んでいく青山さんに比べ、まるで取り残されていくようなぺいがどうにも心配になる回想。
暴力シーンが多くてなかなかつらいけど、垣根さんからのまっすぐな告白?にちょっとうれしそうな青山さんにほっこりしたのもつかの間、血まみれの現在のぺいの姿に現実に引き戻される・・・。
原作と同じ展開なのかもしれないけど、ドラマとしてシーンにメリハリがあっ...
今回は平(ぺい)の回だったといってもいい。青山さんを追いかけ回す理由が、3代目に引き渡すためだけじゃく、ぺい自身が会いたいから、そしていなくなった理由を問いただしたかったから、というのが伝わってきて切なかったです。
社会の底辺で生きて、真っ黒な目をした青山に惹かれ、一生ついて行こうと決めたのに、珈琲との出会いが青山を変えてしまった。
同じものを飲んだのに人生が開けた青山と、何も変わらなかったぺい。「俺をホルモンにした」というセリフに、捨てられた悲しみのようなものが滲んでいて悲しくなりました。
そして、ドラマオリジナルの初恋珈琲でもまた、初恋の女の子とぺいを分けるものは珈琲。初めて食べた...
エピソード9 ほるもん珈琲 感想
遂に、再会してしまった、青山と三平。
三平の口から語られる青山の過去エピソードという形になりましたが、思った以上に濃い内容で面白かった。
まあ、凄く怖かったが。
今まで散りばめられたパズルのピースがはまった感じで、なるほどなと思いました。
三平が、青山を恨んでいた理由も判明してスッキリ。
しかし、垣根ちゃん(夏帆)が、青山が過去にやってきた事を聞いたり、目の前で、三平の足にナイフを刺したりしても、怖がらず、青山に珈琲を入れてあげる姿は、王道ヒロインだなと感じた。
それは、本当に青山の事が好きだからと感じた。
良いエピソードでした。
エ...
青山さんやぺいの過去が明らかになってきて、かなりしんどい内容。
ほるもんと呟きながら殴る青山さんの精神状態がつらい。
もともと優しい性格で、あの仕事を続けていくには、心を殺さないとやっていけなかったのでしょうか。
しかし、師匠の珈琲を飲んで陶酔する青山さんは、めちゃくちゃ艶めかしい。
恋を忘れた哀れな男が情熱を取り戻す歌詞の、コーヒールンバの曲を思い出しました。
珈琲には詳しくないですが、その人にしかわからない、人生を変えるきっかけってあるものですね。
垣根さんが教室に通った成果が現れたのがなんかうれしい。
それと、今回はぺいを演じた磯村勇斗さんの演技というか存在感に圧倒されましたね...
初回の登場人物の垣根さんも関わってきてきますが、初回の癒し系ドラマらしい雰囲気とは大きく違い、青山さんの血なまぐさい過去と、弟分ぺいの葛藤などが描かれています。
初回を見て、仕事や人生に悩む女性を救っていくドラマだと思っていた人はびっくりするような展開ですね。
私も原作はよく知りませんが、初回のテイストで癒し系の内容だけだったら物足りないと感じていたので、かなり面白くなってきたと思ってます。
ぺいにとっては珈琲は初恋の女の子との少しほろ苦い思い出であり、あこがれの兄貴を連れて行ってしまった憎むべき存在なのですね。
でも、自分が責められるにもかかわらず、まだ兄貴を逃がそうとするぺいはな...
ガソリン珈琲は原作といろいろ設定が変わっていて、ドラマオリジナルという感じでした。原作に好きなセリフがたくさん出てくる話なのでその点は残念ですが、頑なに珈琲断ちをしていた理由や、珈琲を飲めるようになったことで初めて奥さんの死から1歩踏み出せたのは良かったと思います。
大切な人の死が心にぽっかり穴を開けてしまう切なさを、30分という短い時間の中でしっかり表現されていました。
ファッション珈琲はほぼ原作通り。垣根ちゃんと青山さんの再会は心踊ります。そこへペイがやってきて、3者が一堂に会する展開。昔の弟分と、今の大切なお客さん。事情の異なる2人に挟まれて困惑する青山さんの表情が見事です。
...
エピソード7 ガソリン珈琲 感想
サブタイの名前に興味を惹かれる感じになったが、2組の夫婦愛を描いたストーリーかと思いきや、菊川夫妻のオチは、なんとまあ、ビックリでした。
まさか奥さんが幻?なんて思わなくて。
ゲストキャスト陣が、絶妙で良かった。
まあ、これは毎回のエピソードでもそうなんだが、今エピソードは、絶妙具合が凄くて。
実は、青山と知り合いだった、ゴンザを演じた、一ノ瀬ワタル。
野間口徹、松本若菜、山田真歩 も勿論、良かったけど、彼の演技に個人的に1番魅了されたのが事実でした。
しかし、菊川貞夫が、渋々、最初は珈琲を飲むのをためらったのに、飲む時は、あっさりだな。...
野間口徹さん演じるトラックの運転手が、家に帰って語り掛ける妻はどこか、はかなげで言葉を発しない・・・。
雰囲気だけでそこはかとなく恐怖を感じさせ、もの悲しい空気感のあるお話で、世にも奇妙な物語を彷彿とさせます。
このドラマは雰囲気で感じさせる演出がいいですね。
青山さんの過去とヤクザの事務所との関係性とか、なんだか見ているだけで関わりたくない相手なのがわかる。
磯村勇斗さん演じるぺいは、青山さんのことを慕っているようだけど、ボス?の命令には逆らえないようだし、昔の仲間に脅しをかけるあたりもやっかいで、今は公正して家族を持っていても、過去の付き合いから家族が危険な目に合うかもしれないと感...
光浦康子さんの、物静かだけどプライドを持って本質を見極める先生の役よかったです。
でも、実際大人の習い事なんて本当に好きでやってる人は少なくて、付き合いとかインスタ映えとか、アクセサリー感覚でやってる人が多いし、それが楽しいのならそれはそれでいいとは思う。
自分の本当に好きなものを汚されるようで嫌かもしれないけど、騙すような真似をして相手をおとすのはどうかなあ。
実際あの場面だと、いつもと同じじゃんと思っても、気を使ってさすが違いますね!とか言っちゃう気がする(笑)
原作もお試しで読んでみましたが、1話の垣根さんの後輩も、ミスしたのに自分は逃げてしまって、ドラマでは彼女なりに信念があ...
男子珈琲はドラマオリジナル脚本でしたが、原作とは全く違うよさがありました。外見ばかり気にして、他人より上に居ないと気が済まない人。慕われてると思っていたら実は嫌われていて…。そのことに陰口で気づくのはとても痛々しく辛かったですが、自分の本当の姿と向き合えてよかったです。
情けない姿も優しく受け止める青山さんが、本当に癒しでした。
金魚珈琲は原作でも大好きな話。滝藤賢一さんのアケミさんがとてもきれいで素敵でした。人とは違った生き方故に、生きづらさを感じている中、昔好きだった人との再会。
自分を受け入れてくれるような言動に心が揺れるような描写をしつつ、実は1番アケミさんを自分の勝手な物差し...
エピソード5 男子珈琲 感想
戸次重幸 演じる、飯田正彦が、青山(中村倫也)とふと出逢った事により、自分が今、言われてる事や置かれてる立場を本音として話すのがなんとも切なかった(泣)
女性社員に陰で悪口を言われるのは辛すぎ(泣)
ただ、再び、青山の店に行き、珈琲のブレンドの話を聞き、自分を見つめ直すきっかけになった飯田が良かった。
良い終わり方。
筧美和子 演じる、飯田の奥さんも良い感じでした。
良い意味で彼女らしかった(笑)
エピソード6 金魚珈琲 感想
君と世界が終わる日にで演じた、狂った首藤公貴を見た後だけに良い意味でのギャップが凄かった、滝藤賢一 さん。
ア...
予告の通り、素晴らしい回でした。
滝藤賢一さんはCMでも女装姿を披露していたけど、しっかりメイクした姿はとっても美しかったです。スタイルもいいし、めっちゃいい女でビックリ!
お店にやってきたアケミママの昔の同級生、今でもあこがれの対象として描かれるのかなと思ったら、他人を下に見て満足してるのかなと思いきや、ただの悪徳商法だった。
勝手に相手をかわいそうだと決めつけたり、思わせぶりに商品見せつけて最後は脅してきたり、典型的な関わりたくない人でおもしろい。
青山さんの過去の姿が少しだけ見られましたが、結構やんちゃだったんですね・・・。
時々見せる暴力性もかっこいいけど、やっかいな人にから...
エピソード3 きらきら珈琲 感想
山田杏奈 が可愛かったね。
しかし、こんなサバサバした役も久々だなと感じた。
青山に対して、少しイラっとする感じが彼女の演技の上手さを寧ろ感じ良かった。
大門雅ちゃんの夢を持ったのに見事に騙されて、挫折して、青山に連れられ、故郷に帰っていくのが甘酸っぱさもありつつも良かった。
青山に好意を持っていたとは思うがその描写を強めなかったのは寧ろ良かったのかもな。
エピソード4 だめになった珈琲 感想
まさかのエピソード3に続くみたいな感じになっていたのは良かった。
雅ちゃん(山田杏奈)を騙した、礼(臼田あさ美)が主役の回とはな。
改めて、今...
2話も原作で大好きな話なので楽しみでした。雅ちゃんの自信に溢れた姿、夢と現実の差を突きつけられた時の絶望感、そこから立ち上がるパワー。山田杏奈ちゃんの演じる雅ちゃんは、完璧に雅ちゃんでした。あの短い時間で雅ちゃんの心の変化を演じきったのはさすがです!
そして「だめになった珈琲」も、礼の夢見る姿から挫折、堕落と、人間がだめになっていく様を見事に表現していました。礼の言動は理解できるものが多く、見ていて辛かったです。それでも、青山さんの言葉が、エスプレッソマシーンが再び活力を与えてくれて、本当に心温まるラストです。
毎回考えさせられ、おいしい珈琲を飲んだあとのような安らぎを得られる。とても...
第1話とは舞台も登場する女性のタイプも違って新鮮な感じ。
漫画から飛び出てきたようなピンク髪のキラキラしたかわいい女の子が、あこがれの東京に出て行って悪い人に騙されて・・・という話かと思ったら、世話してくれるおねえさんが割とまともそうで、少し冷めてはいるけど、大人として現実を教えてあげるのかな、と思ったら結構な悪人で結局青山さんに助けられて・・・
最終的に、いい意味ですごくありがちなお話だった。
あぶない男たちとつながってるおねえさんも、昔は夢をもってキラキラしていて・・・でもやっぱ売春あっせんというか、強姦未遂に手を貸すのはひどいなー。ちゃんと犯罪として何らかの報いを受けてから再起し...
原作を読んだ上でドラマを見たので素直に楽しめるか心配でしたが、ドラマオリジナルな展開も含めて、短い時間に大切なメッセージがしっかり凝縮されていました。真面目すぎるがきねちゃんが認められた場面は、原作で知っていても胸が熱くなりましたし、馬場ちゃんと生い立ちについて話すシーンはドラマオリジナルで、短いシーンながら馬場ちゃんの内面が伝わる素敵な場面でした。
死にたがり珈琲は原作でも好きな話。ガラムマサラを一振りするだけで、カフェオレからチャイのような味に変化するところは、人生にも通じていて深みがありました。
小さな変化で人生が輝き出すかもしれない。そんなことに気づかせてくれる大切なドラマで...