頭取と副頭取の熾烈な争いがいよいよ決着となり、最初からとてもハラハラする展開で目が離せませんでした。
原島浩美をまさか加東が裏切るなんてと思いましたが、それもやはり原島浩美の作戦でさすがだなぁと感心しました。仲間との団結、相手への思いやり、相手の心へ気持ちを届けることなどたくさんのことについて考えさせられるドラマでした。
どんどん、気持ち悪い奴が出て来て、画面を観るのが耐えられない時間が多すぎる。
現実の世界がそうなんだから、ドラマではそんなの観たくないんだよ。
敵対する人物のキャスティングが良くない。
逆にスマートでイケメンなら、耐えられるのに。
後半では、録画して、敵対人物が出て来てアップになるシーンは飛ばして観たくらい。
吐き気がするから。
真木よう子、寺川ちゃんは良かった。
喫茶店のシーンは毎回好きだったよ。
それだけに残念。
もう、脂ぎった口の臭そうなオヤジは観たくない。
よつば銀行、原島浩美がモノ申す、という題名が気を引く。モノ申すというぐらいだからさぞ、理路整然と簡潔に話すのかと思えば、相手の目を見て、柔らかい口調で穏やかに話し始める。むしろおっとり系だ。何故か、いい意味での期待外れ感がいい!今回は取引再検討表、「赤紙」が出された企業への回収作業がテーマになっているが赤紙という言葉の響きがなんとも古風で昭和の響きだ!原島と部下がその赤紙が出された暴力団とうわさされている企業に出向くのだが原島の開口一番が「こちらは暴力団でしょうか?」と真顔で問いかけるシーンは、底抜けに面白かった。
主人公の原島は、なぜ空気が読めない?と言われるのか。
それは、社内営業や顧客に媚びることも行わず、目標達成に向けて考え行動するからだ。一見社内営業と思われる場面もあるが、実は利用しているだけで、それは目標達成のためと。ブレない行動指針である。目標の中には、必ず顧客がおり自分勝手な行動はしない。顧客のため、銀行のためを両立させることを常に考え、そのためなら何でもする姿勢に憧れを抱く人はいるのではないか?
それを理想と思うか、思わないかは自分次第。しかし、このドラマを見ると、あとでなるほど。だから、その行動をしたのか?というのが疑ったり、納得する場面があり、ただ観るだけでなく、感じ、考え...