【最高さんの視聴ドラマの口コミ・感想・評価一覧】

  • おっさんずラブ-in the sky- 第6話

    4.0
    • 出演者 5.0
    • ストーリー
    • 演技 5.0
    • 映像 5.0

    火鍋になりたい

    火鍋のシーン、にんじんを見つめる成瀬。
    ニンジンタベラレナイ…グラタンクダサイ…。
    今週はノーグラタンでした。

    キャプテンの指摘により、シノさんへの恋心を自覚する成瀬。
    「え?ハァ?...
    続きを読む 火鍋のシーン、にんじんを見つめる成瀬。
    ニンジンタベラレナイ…グラタンクダサイ…。
    今週はノーグラタンでした。

    キャプテンの指摘により、シノさんへの恋心を自覚する成瀬。
    「え?ハァ?ないないないない(店内ウロウロ)」
    なにきみ。自覚してなかったんだ?
    初恋じゃん…。かわいいじゃん…。

    「(耳元で)ちょっとスカッとしに行きませんか…?」
    急にスイッチいれるのやめてください。
    スカッとしに?行く行く。
    どこまでも行きますよ行くに決まってるじゃないですか!

    バッティングセンターのシーン、良かった。
    結託して父子みたいな関係になってる成瀬とキャプテン。
    ほのぼの親子の野球練習じゃん。
    2人ともかわいい。ここに緋夏もまじえたらめちゃめちゃかわいいじゃん。いいじゃん。
    この際みんなで草野球してスカッとしよう。

    黒澤キャプテンの1人劇場。

    ピンポンパンポーン♪
    ワーーッワーーッ!ザワザワ…
    4番、ファースト黒澤 ワーーッ!
    ビールいかがっすか?ザワザワ…
    引っ込め〜〜黒澤〜〜!ワーーッ!

    テンポの良いカメラワークが楽しすぎる。
    こういうギャグ演出だいすきです。
    吉田鋼太郎さんが輝いてるよ…!

    新キャラクターの獅子丸怜二。
    いっけめ〜ん!かんぺき〜!
    山崎育三郎さんが演じるだけあって優雅。
    しかし彼の目的は今のところまったくわからない。

    シノさんと春田のお試し1週間。
    オムライスを作る、おもちゃの飛行機を作る、タピオカを飲む(初タピ〜)、銭湯に行く、まったりDVD鑑賞(ホラー)
    そして、手をつなごう…シノさん!
    せつないな…。
    このカードをわくわくドギマギしながら作ったと思うとさ、シノさんめっちゃせつないよ。

    そんでさ、成瀬もせつなすぎるよ。
    「どうしてあげたらいいかわかんないんだもん」
    わかんないよね…視聴者もどうしたらいいの…?
    シノさんのことめっちゃ好きじゃん!
    応援したいけど…。

    成瀬とシノさんに幸せになってほしいけど、
    それぞれの気持ちが一方通行になっちゃっててつらい。
    最終的にどう着陸させるのかほんとにわからない…。

    シノさんと成瀬が魅力的に書かれているので、
    見てると好き〜!とスッと入り込めて応援したくなる。
    反面、今シーズンは春田と武蔵さんのキャラがところどころでブレがちなのが残念かな。
    演出も役者さんの演技もめちゃめちゃ好きなんだけど、
    ストーリーがちょっと物足りない…今回も欲張りな感想ですまん…。

    でも今回の黒澤キャプテン良かった!
    仕事の時はビシっとする武蔵さんが帰ってきた!
    これこれ〜〜!武蔵〜〜!
    仕事ができて部下への信頼が厚くて、でも時折オンオフの切り替えスイッチが入って乙女になっちゃう武蔵さんが好きです…。
    ラブコメでもお仕事パート大事だよね。

    今回の春田さんは、がんばりが空回りしてつらかった。
    がんばりやさんなところ好きだよ。
    でもね、これだけは言わせて…

    風邪が!!!
    治らないから!!!
    みんなにうつっちゃうから!!!

    風邪ひいた時は出歩かず、マスクしてあったかくて湿度を保った部屋で適宜水分をとりつつ養生してください。
    無理して仕事行くのは頑張ってるって言わないから。
    自分のことも周りのことも大事にしような。
    (ストーリーを動かすためなのかたまにブレるのが気になっちゃう…好きな作品だから気になっちゃう…)

    さてさて、ラストフライトまであとちょっと。
    ディスパッチ!
  • おっさんずラブ-in the sky- 第5話

    4.0
    • 出演者 5.0
    • ストーリー
    • 演技 5.0
    • 映像 5.0

    ドリアになりたい

    今日はドリアです(ドリャ顔)
    スプーン持たせたら成瀬氏の右に出るものはいないのでは。
    スプーン一個で写真集一冊作れそうなポテンシャル。

    緋夏と春田のデートシーンがつらかった。
    春田の...
    続きを読む 今日はドリアです(ドリャ顔)
    スプーン持たせたら成瀬氏の右に出るものはいないのでは。
    スプーン一個で写真集一冊作れそうなポテンシャル。

    緋夏と春田のデートシーンがつらかった。
    春田のためにすごく可愛くおしゃれしてきたのに、
    成瀬からのLINEに気を取られたり小石を蹴ったり、
    トドメはごはんに誘ったらシノさんのご飯を一緒に…ってさ。

    佐津川愛美さんの演技がめっちゃめちゃうまかったからよけいにつらい。

    「春ちゃんの優しいところ好きだよ。
    でも、その優しさに…私は傷つきました」

    笑顔で泣いてる緋夏を見て、やっと気付く春田。
    誰にでも優しいことは、恋愛ではひたすら残酷。

    春田の告白シーン、田中圭さんの演技が素晴らしかった。
    見てて心拍数上がった。

    「グラタン食うし…」そこ?
    つまり、成瀬の寝顔やシノさんに向けた笑顔に嫉妬して自分の気持ちには気づいたものの、
    「なんでこんなに成瀬が好きなのか」は春田本人もわかってないということ。

    視聴者もたぶん、春田が成瀬に心を奪われていることはわかるけど、成瀬を好きになった理由はピンとこない。
    キスされたから?奇跡のようなかわいさだから?グラタン食べるから?ドリアも食べるよ?

    春田の心理描写やそれに至るストーリーがあまり描かれてないのは、
    「恋に落ちるのに理由はない」ことを題材にしてるのかな。
    気づいたら目を追ってしまってる的な。
    イエス、フォーリンラブ。

    役者さんの演技がすごく良い。
    ぐっと惹かれる。
    ギャグに振り切ったエンタメ性の高い演出も、しっとりめの切ない演出も、両方好き。

    ただ、「なぜ好きなのか」という理由がないと
    まっすぐ感情移入できず、見た後に疑問が出てくる時がある。
    「あれ?春田が3人から好かれてるのってなんでなんだろう?理由はないのかな?これから描かれるのかな?」

    オモシロ演出多めでギャグに振り切った先週みたいな回だと気にならないんだけど、
    今週はシリアスな話だったのでそのあたりの物足りなさを感じてしまった。

    おっさんずラブは恋愛ドラマだから、
    シリアスな回では人の心の機微みたいな繊細な描写があると嬉しいなーと思う。
    欲張り!

    でも、役者さんの演技が良いからもっともっと感情移入して恋を応援したくなってしまうね。
    それくらい役者さんたちが良い。
    おっさんたちの恋をもっと応援したいよ〜。

    来週の新キャラ登場がたのしみ。
    イケメンCAに山崎育三郎さん。
    シノさんの「1週間お試し」
    急にどうした?そんなキャラだった?
    いくらなんでも吹っ切れすぎである。

    展開は相変わらず予想できないし、
    すれ違いだらけの恋模様がどう着地するのか。来週を待つ。ディスパッチ!
  • おっさんずラブ-in the sky- 第4話

    4.0
    • 出演者 5.0
    • ストーリー
    • 演技 5.0
    • 映像 5.0

    オニオングラタンスープになりたい

    成瀬がかわいい…。
    それ以外の感想が出てこないくらいかわいい。

    ツンが急旋回してデレてきた。
    いやまだデレまではいかないか。
    デレてないっすよ。
    いやいや、照れてないっすよ。
    エ...
    続きを読む 成瀬がかわいい…。
    それ以外の感想が出てこないくらいかわいい。

    ツンが急旋回してデレてきた。
    いやまだデレまではいかないか。
    デレてないっすよ。
    いやいや、照れてないっすよ。
    エビグラタン15個ください。

    何気ない会話だけどすごい変化している。
    心を開きはじめてる。気持ちが離陸しはじめている。

    卓球のシーン、
    リズム感と疾走感がハンパない。
    反応反射!音速高速!
    ピンポン(映画)のパロディやん!

    シノさんが突然スン…ってなる。
    映像の切り替え編集がうますぎる。
    編集スタッフの本気を見た。

    からの、「あんたの話だよぉ〜〜!」
    どうした成瀬。
    みんな落ち着け。落ち着くんだ。

    コメディとして見たらめっちゃ面白いけど、
    話の展開が唐突でびっくりした。
    この世界軸の黒澤キャプテンはガンガン来るタイプなのね。周りが見えなくなっちゃう暴走乙女なのね。乙女パスタに感動してるのね。

    パスタ違う、グラタンや!
    「グラタンいります?」
    いりますいります。
    3200円でも3000円でも払います。
    成瀬がチンする付加価値プライスレスすぎでは?

    オニオングラタンスープ作ってくれてたシノさん。
    えっ…優しい…好き…。
    だって野菜食べずにグラタンばかりの成瀬に少しでも野菜を…ってことだよね?
    優しさ〜〜!お母さんみたい!

    オニオングラタンスープのお礼なのでしょうか。
    整備中のシノさんにおにぎりを差し入れしに来た成瀬。
    オールおかか。おかかイズオール。
    おかか好きなの?かわいいな。
    もはやなんでもかわいいに繋がるのこわい。

    「ん」いやいやいや。
    傘をサツキに差し出すカンタか。

    「お前かわいいな」
    わかるわかる!シノさんそれ私も思ってた。
    かわいすぎてびっくりだよね。

    差し入れしようと来た春田の目の前にスヤスヤと2人でならんで眠るシノさんと成瀬。
    寝顔が…かわいい…。

    膝カックンしてくるのかわいい。
    シノさんに頭ぽんぽんされたあとのお顔がかわいい。
    国宝では…?

    成瀬とシノさんいい感じだと思うけど
    ラブというより兄弟みたいな感じでかわいい。
    兄弟といえば最後にシノさんの息子が出てきたけどどういうことなのか。
    どういうことなのかー!
    続きは明日。
  • おっさんずラブ-in the sky- 第3話

    4.0
    • 出演者 5.0
    • ストーリー
    • 演技 5.0
    • 映像 5.0

    グラタンになりたい

    前作の天空不動産を愛する方がたくさんいて、
    シーズン2の改変が何かと話題になったおっさんずラブ。
    シーズン1とは別物の、パラレルワールド的展開。

    心理描写が少なめなのはあえてなのかな?...
    続きを読む 前作の天空不動産を愛する方がたくさんいて、
    シーズン2の改変が何かと話題になったおっさんずラブ。
    シーズン1とは別物の、パラレルワールド的展開。

    心理描写が少なめなのはあえてなのかな?
    ひたすら演技と演出と編集で笑わせにくるスタイル。

    振り切れた演出、クオリティの高い編集。
    そして役者さんに当て書きしたかのようにハマっているキャラクター。
    それぞれの役者さんの良さを引き立てていて、新たな扉が開かれる。

    そう、新たな扉が。

    率直に言います。
    千葉雄大くん演じる成瀬がめちゃめちゃかわいい。

    30代とかほんまけ。
    ふくれっつらのもっちもちほっぺが赤ちゃんみたいなんですけど…生まれたてなのでは…?(混乱)

    三食グラタンとかなに?
    あざといが一周まわって地球もまあるくなる。
    私の表情もまあるくなる。
    今日の晩ごはんはグラタンです。
    なんなら明日もあさっても。グラタン生活はじめます。

    グラタンをレンジから取り出したときの萌え袖!
    え?なにこれ必殺技かな?
    かわいい…。

    萌えすぎて逆に私の袖が燃えてしまう。炎上してしまう。
    この極寒に袖が奪われてしまう。それだけはならぬ、ならぬのです。プリーズ、袖。
    萌えた視聴者は袖を燃やしてお供えするしかない。もっともっと袖を長くしよう。長くなった袖をまあるく結んで、みんなでWAになろう。
    萌え袖は世界を救う。

    シノズキッチンは突然に。
    体壊すぞ!と心配するシノさんのお母さん感。
    野菜のあんかけかな?お母さんでは?
    「にんじん食べなさい」あ、やっぱりお母さんだね。
    ほっとけないもんね。なんせ三食グラタンだからね。にんじんとか食べてもらわないとね。

    キャプテン黒澤の踊りかわいすぎました。
    占いに行っちゃう乙女感。好きさ〜
    思わず踊っちゃう乙女感。好きさ〜

    緋夏とデートした時の春田の服がすごいデザインだと思ったけど、
    成瀬の服もなかなか斬新だけどなんなのパリコレなの?
    と思ってたら同じことを思ってる方がいて、
    成瀬の黒パーカーなんと18万円也。

    オシャレってむずかしいな。萌え袖かわいいな。グラタンおいしいな。
  • スカーレット 第52話

    5.0
    • 出演者 5.0
    • ストーリー 5.0
    • 演技 5.0
    • 映像 5.0

    深野組解散に涙

    フカ先生
    ああ フカ先生
    フカ先生

    フカ先生がいなくなる。つらい。
    いやまだ出ると思うけど!まだ出てくれると思うけど!でも!
    つらい。
    つらいです。かなしいです。さびしいです。
    ...
    続きを読む フカ先生
    ああ フカ先生
    フカ先生

    フカ先生がいなくなる。つらい。
    いやまだ出ると思うけど!まだ出てくれると思うけど!でも!
    つらい。
    つらいです。かなしいです。さびしいです。
    ごはんしか喉を通りません。食べてるやん。食べててもかなしいんや…

    つらいけど、やっぱりフカ先生かっこええ。
    あの年齢になって、新しい挑戦や!って
    自分の子どもくらいの年齢の人に弟子入りなんかふつうできない。
    新しい挑戦や、おもろい人生やなあ。なんて
    ふつう言えない。

    なんて柔らかな人なんやろう。
    上善水の如し。
    最良の生き方は水のように生きること。
    流れる水のように柔軟に形を変え、
    低い方へと自然に流れて生きていくさま。

    フカ先生のためにあるような言葉やなあ。
    フカ先生の柔軟性を見習って、
    柔らかく生きていきたいなあ。

    きみちゃんがフカ先生の元で学んだ3年間。
    放送としては数週間だけど、
    とても大事なことを学びました。

    フカ先生だけやなく、
    兄弟子である1番さん2番さんも別の道へ。

    1番さんは京都のお土産屋さんで絵付を教え、
    2番さんは大阪の学校で生徒に絵付を教える。
    かつての教え子が教える側になり、
    教える側だったフカ先生は教わる側に。

    フカ先生が弟子入りする絵付師の森田隼人さん。
    どんな人なんやろな。
    新しい弟子がうんと年上で、顔を合わせたときどんな顔するやろな。
    困るかな。笑うかな。無表情だったりして。

    フカ先生に教えるうちに、森田さんも何かを教わって、学び学んで吸収しあうんやろな。
    そんで何かの折に「ええよ〜」って笑い合うかもしれない。

    そんな光景を考えて、
    またフカ先生素敵やなあ。好きやなあと思うのです。

    解散の日が迫っても、
    みんなで淡々と作業する光景。
    残り少ない日々を大事に過ごしているさまが、
    自然と涙を誘う。
    もう、みんなで朝の体操できなくなるね。

    「深野組解散」
    ちや子さんのお茶漬けのときと同じ。
    誰かと出会ったら、お別れは必ずある。
    でもそれが最後じゃない。終わりじゃない。

    草間さんも、荒木荘のみんなも、
    そして深野組のみんなも、
    これからずっときみちゃんの胸に火を灯し続けてくれる。

    しんみりした感想になったけど、
    きみちゃんと八郎くんの和解があって良かった。
    2人の距離も縮まって、仲良くなったね。
    「ええよ」と微笑む八郎くんに思わずときめいてしまったよ。かわいいなあ。

    敏春さんも良かった。
    照子の具合をたずねたきみちゃんに、ほどけた笑顔でこたえる。
    完全にええ旦那さんやわ。
    照子、良かったなあ。

    そのあとスッと仕事の顔に戻る切り替えの早さ。仕事ができる人だ…。
    きみちゃんの先行きは少し不安だけど、
    悪いようにはしないはず…と思いたい!
  • スカーレット 第51話

    5.0
    • 出演者
    • ストーリー
    • 演技
    • 映像

    オタク同士の争い!新感覚朝ドラ

    こんな壁ドン、誰が予想できるというのか。

    .

    喜美子の恩師でもある寺岡先生が、
    百合子の進路の相談のために登場。

    お金がなくて進学を諦めた喜美子と同じ道は歩かせまいという教育...
    続きを読む こんな壁ドン、誰が予想できるというのか。

    .

    喜美子の恩師でもある寺岡先生が、
    百合子の進路の相談のために登場。

    お金がなくて進学を諦めた喜美子と同じ道は歩かせまいという教育への情熱、教え子への愛情。
    寺岡先生、めっちゃええ先生やな…。

    しかしお金にもなる仕事(教師)に就きたいと思っても、
    川原家には学ぶためのお金がない。
    教師になるには教員免許がいる。
    教員免許を取るためには短大に行く。
    短大に行くにはまず高校への進学。
    100歩譲って短大はいい。
    でも高校に行く余裕はないというお父ちゃん。

    いやいや短大に進学するには高校行かないかんやん。
    そんな常識すら通じない(というかわからない、知らない)
    この圧倒的な知識の差がキツイ。

    やりたい絵付の仕事に就いた喜美子だけど、
    学もなく女性で、まだまだ見習いの立場で給料は雀の涙。
    家族を養えるほどの収入はまだなかった…。

    きみちゃんと百合子が、蚊帳の中でやるせない胸の内を明かし合う。
    二人の夜着姿が美しく、でも儚く…。
    狭い場所にとらわれているとも取れる蚊帳の存在が、姉妹の気持ちのせつなさを強くする。

    ‪お父ちゃんのダメな描写の底が、なかなか見えません。‬
    ‪お酒がやめられないのも、その日暮らしな思考回路から抜け出せないのも、おそらく幼いときから続く恵まれない環境に左右されている。‬

    ‪頼れる両親も兄弟もおらず、小さい頃から商家の丁稚奉公として働き、今を生きることにいっぱいいっぱいなまま家族を持った父親。‬

    ‪現代の環境から見てしまえば、‬
    ‪大人で父親なのだしいい加減しゃんとしてくれと簡単に切り捨てられてしまう。‬
    ‪そう思ってしまうのも仕方ない。‬

    ‪けど、でも…。‬
    ‪家族への思い、いざという時の優しさ強さは持ち合わせている憎めないお父ちゃんなんですよね。‬
    ‪だから救いが…救いがあってほしい…と切に思います。‬

    車を動かすためにガソリンがいるように、
    お父ちゃんにとってのガソリンはお酒で。
    アル中と言われたらそれまでですが…。
    昭和の、依存症の知識も社会福祉も支援もまだまだ足りない状況での家庭の貧困。
    お父ちゃんだけが原因ではないし、お父ちゃんだけでは生活を立て直せないのがしんどいところ。

    百合子にはどうにか進学してもらいたいな…。
    ‪話はちょっとそれるけど、‬
    ‪昭和を過ぎた令和のこの時代でも、家庭の貧困で進学できないことは多々ある。‬
    ‪仕事をしてもしてもお金が入らないこともある。‬
    ‪それは何故なのか。‬
    ‪同じく朝ドラのゲゲゲの女房にもあった問いで、‬
    ‪どんなに頑張っても貧乏から脱出できないのは社会のせいという答え。‬

    でも日本人は自責の念が強いので、
    議論する前に自己責任論で終わらせがちという…
    なんだかそんなことをぼんやりと考えてしまう話でもありました。


    ところ変わって朝の絵付部屋。
    今度は出待ちならぬ入り待ちをする八郎くん。

    フカ先生の個人情報を聞き出しつつ(やばい)、
    フカ先生と思い出づくりをしたいと言う(やばい)。
    しかも自分の方が喜美子よりフカ先生を慕ってるから上の立場的なことまで言いはじめる。
    やばいよやばいよ。
    思わず出川節が出てしまうくらいのやばさ。

    アカン、この人完全に自制心を見失ったオタクのあれや!
    我を失ったオタク!いけない、タタリ神になってしまう!(何もそこまで)
    自分もやばいオタクなので気持ちはわかるんですけどね。推しがいなくなるって状況ですからね。冷静にしてられないですよね、ですよね。

    そんな暴走を食い止めるのが若き勇敢なアシタカならぬ喜美子。
    うちは先生の弟子やし!なんなら付き合いも長いし!プンスカプンプンプン!

    待って待ってケンカはやめて。
    フカ先生のために争わないで。(いややっぱり見てて面白いからもっとやって)
    そもそもなんの話でした?
    あっ、フカ先生が遠くへ行きはるってご存じない…からの壁ドン!
    え、ここで!?

    【速報】予告の壁ドン、ときめきの壁ドンではなく、
    オタク同士のなわばり争いからの壁ドンと発覚。

    八郎くんは完全に逆ヒロインとなりました。
    出待ちに入り待ち、そして壁ドンされる。
    ヒロインやないですか。マスコットボーイやん。

    こんなオチ!こんな面白いオチ!
    どうやって思いついてるんですかスカーレットチームさぁん!もう大好き!

    不本意な形でフカ先生の進路を知ってしまったきみちゃん。弟子なのにつらいよ…フカ先生からのフォローが待たれます…。
  • スカーレット 第50話

    5.0
    • 出演者
    • ストーリー
    • 演技
    • 映像

    旅立ちの足音

    社長が亡くなり、はじめて顔を合わせた照子と喜美子。
    照子の手には大きな黄色い夏みかん(はっさく?)。

    会話を交わす前に、それを食べあう二人。
    ひぐらしの鳴き声が聞こえる夕暮れに、柑橘を...
    続きを読む 社長が亡くなり、はじめて顔を合わせた照子と喜美子。
    照子の手には大きな黄色い夏みかん(はっさく?)。

    会話を交わす前に、それを食べあう二人。
    ひぐらしの鳴き声が聞こえる夕暮れに、柑橘を食べるみずみずしい音。

    照子のお腹に赤ちゃんが!
    ご愁傷様とおめでとうが同時到来。
    亡くなったのは残念だけど、社長が妊娠を知ってて良かった。長生きせなあかんなと言っていた。きっと、嬉しかっただろうな。

    照子との会話が本当にいい。すごくいい。
    信作含め、幼なじみ3人はお互いを尊重しあって思い合う関係性が好き。

    弱ってるところを見られるのが嫌いな照子。
    そういえばいつの日か、先輩に振られてるところを信作に見られて怒ってたもんね。
    そんな幼かった照子はもういない。
    結婚して子どもも授かって、もう大人やと言う照子。

    そんな照子に
    「ちゃんと泣いた方がええ。そんな急いで大人にならんでもええ」とそっと優しく寄り添うきみちゃん。
    あ〜〜。信楽幼なじみ3人組の尊さよ…。
    きっと照子は帰ってから、この言葉を思い出して一人でそっと泣く。

    お父ちゃんより、お兄ちゃんを亡くした時の方が理不尽やった。
    照子のお兄ちゃんは幼い頃から会話の中だけにしか出てこないけど、
    みんなの心の中でそっと生き続けている些細な会話が愛おしい。
    人は亡くなっても、誰かの心の中に生き続けてくれる。

    同じように、人は目の前からいなくなっても、
    遠くに行ってしまっても、心の中で生き続けてくれる。

    どこか遠くへ。
    喜美子の師である、フカ先生の旅立ちの音が聞こえる。

    丸熊陶業は若い世代を中心に大改造するという。
    これからは電気やガスの時代。火鉢は売れなくなっていく。だから、絵付係もどうなるか…。
    新たに社長になった敏春さんの考えは、一歩先を見据えている。

    居酒屋あかまつで飲むフカ先生。
    信楽は大きくない町だし、この時代の居酒屋はあかまつしかないのだろうか。
    それならぜひ行きたい。高確率でフカ先生に会えるから。フカ先生に会いたい。ちくわかと思っておしぼり食べてるところを愛でたい。

    呼ばれた1番さんと2番さんに、
    「信楽を去ろうと思ってる」と告げるフカ先生。

    いやや…やめてぇや…フカ先生…
    行かないでください。去らないでください。
    ずっとスカーレットに出てください。
    フカ先生あってこそのスカーレットです。
    なんならもうフカーレットです。
    お願いします…お願いします…つらい。


    明くる日、敏春さんに呼ばれたフカ先生。
    「引き際はいさぎよく」「信楽を離れて遠くの地から丸熊陶業を応援します」
    こんな時でもかっこええなあ!なんて人間ができた人なんや。やっぱりフカーレットやな(まだ言う)
    いやいや。そんなことより遠くって…どこいくの?
    劇伴の静かなピアノの音色が涙を誘います。

    絵付係の行く末を心配するきみちゃんに、
    絵付係はなくならないよと告げる1番さんと2番さん。
    あれ…フカ先生がいなくなったら、この二人はどうなるの?
    もしかして1番さんと2番さんにも会えないの?
    そんなんいやや。
    きみちゃんにまさかフカ先生が去るとは言えず、顔を見合わせちゃうシンクロ弟子な1番さん2番さんが好きです…

    フカ先生いなくなるのいややな、つらいな、いややな〜。やだな〜と思っていたところに八郎くん。
    さっきたまたま話を聞いてしまってフカ先生をまちぶせしておりましたね。
    びっくりした!フカ先生のびっくりっぷりがかわいいよ。ええよ〜。
    スカーレットチームのどんな時でもかわいいを忘れない心、ええな〜。


    絵付係も心配だけど、川原家も心配です。
    寺岡先生がまさかの再登場。
    百合子の進路はどうなる?そして、フカチームの進路は…?

    今回もとても良かった。
    スカーレットは、細部にまで気遣いがみえるのが作品愛を過熱させてると思うのです。
    どんな相手にも配慮を欠かさない。誰が見ても不快にならない。これがポリティカルコネクトネスってやつなのかな。
    今回で言うと、敏春さんが十代田さんはお茶汲みやないですよと言ったところ。

    先代が亡くなった際の細々したことを引き受けたり、
    フカ先生ときちんと向き合って話をしたり、
    マスコットガール!ホットケーキ!のトンチンカンな印象は薄れてきました。
    有能な婿の今後の手腕も気になるところ…ですが、ひとまずはフカ先生ときみちゃんの今後が気になりまくりです。どうなる今週。
  • スカーレット 第49話

    5.0
    • 出演者
    • ストーリー
    • 演技
    • 映像

    フカ先生の絵、きみちゃんの絵。

    ほっかほかのごはん、具だくさんのおみそ汁、いろどりのきれいなひじき、赤かぶのおつけもの。

    商品開発室の面々が来たことで、食堂で朝ごはんを出し始めた丸熊陶業。
    「かんたんな朝ごはん」とナレ...
    続きを読む ほっかほかのごはん、具だくさんのおみそ汁、いろどりのきれいなひじき、赤かぶのおつけもの。

    商品開発室の面々が来たことで、食堂で朝ごはんを出し始めた丸熊陶業。
    「かんたんな朝ごはん」とナレーションが入るけど、
    ごはんの湯気が光にあたってほっかほかでめちゃめちゃ美味しそう。
    グルメものに限らず、ごはんが美味しそうに見える作品っていいですよね。

    朝ごはんを食べようとしていた八郎の元へフカ先生がやって来て、
    「こないだ言うてたの、こんな絵やなかった?」と、一枚の絵を渡します。

    きらびやかな朝の小鳥のさえずりのような劇伴とともに、
    墨一色で素朴ながら美しく、幽玄なフカ先生の絵。
    鳥が二羽飛んでて、山があって、水辺があって、日の光が射し込んで…胸に響く情景。

    ありがたい気持ちでいっぱいになる八郎。
    戦争で売ってしまった絵は戻ってこないけど、
    今こうして絵を描いた先生から絵と、気持ちをいただける。
    こんなに嬉しくてありがたいことってないよなあ、とうるうるしてしまう。


    その後、商品開発室で喜美子からも絵を渡されます。
    戦争で絵を売ってしまった話を聞き、
    十代田さんのためにと描きたくなった絵。
    フカ先生のそれとは違い、鮮やかで、躍動感ある若さあふれる絵。

    さっきフカ先生から絵を貰って…なんて野暮なことは言わず、
    嬉しいです、ありがとうございますと喜美子の絵を貰う八郎。
    このやり取りで、まっすぐで濁りのない人なんだとわかって良かった…

    八郎くんは気持ちに素直な青年なんだね。
    だからこそ、いくら生きるためとはいえ絵を売ってしまった自分が許せなくて、あてこすりのようにきみちゃんにつっかかってしまった。
    先週の回はそういうことだったんだ!とわかる構成が素晴らしいです。


    「つっかかるような言い方してすみませんでした」と喜美子に謝罪し、
    2人のわだかまりもほどけていきます。

    良かった!ホントだよ。先週は、なんやこの人!失礼やなあ!そんなにきみちゃんを責めないで!と見ながらつらくなっていたので、このやり取りがあってホッとした。
    謝ることは大事だし、ちゃんと謝れる人なんだなとわかって良かったです。

    それでもきみちゃんの中には、
    「話を聞いたらとにかく絵を描きたくなった」
    ことしかなかったようで。
    なんてまっすぐなヒロインなんや。
    失礼なことを言われて動じるどころか、
    この人のために絵を描きたいと思える強さと優しさ。
    これぞ令和の朝ドラヒロイン…

    はじめて衝動的に絵が描きたくなるくらい、八郎くんがフカ先生にまっすぐ気持ちを話したことが響いたということ。
    波長がぴったり合うんでしょうね。
    きみちゃんも八郎くんも、まっすぐに素直で良い。若さが美しい。

    しかし、突然の社長が亡くなったとの報告。
    そんないきなり…。びっくりです。

    丸熊陶業のみんなも、信楽のみんなも騒然。
    信作は伊賀おばあちゃんを思い出し、
    「人ってこんな簡単に亡くなるんや」と。

    見ている側の人の気持ちにも響く台詞。
    本当にそうだ。命は突然に消えてしまう。
    きっとこの後に続く、信作の独白があるはず。
    またいつか聞きたい。その話はなごうなるっていう、あれを。

    社長の訃報は突然でびっくりだったけど、
    どんな時でも一息つけるシーンを入れてくれるスカーレットチームの視聴者への思いやりがありがたい…

    見せるなと約束していた新聞記事のミッコーをお父ちゃんに見せたお母ちゃん。目をそらす表情が絶妙!
    マスコットガールを連呼するお父ちゃん。やめて触れないであげて。
    極めつけは、「気いつけてな」と家族に混じって言う信作。
    心配してるんだろうけど、面白おかしいしかわいいし、そのあとのお父ちゃんの首を少しかしげる動作がまた面白い。

    社長が亡くなって少し経ってから、
    でっかいおみかん(はっさく?)を抱えた照子が喜美子の前に現れて…どうなる丸熊陶業!
  • 義母と娘のブルース 第1話

    5.0
    • 出演者
    • ストーリー
    • 演技
    • 映像

    新しいママはバリキャリ部長

    お仕事ドラマなのかホームドラマなのか。
    その両方がある、人情あふれるユニークなドラマ「義母と娘のブルース」
    年末年始にスペシャルが放送されるとのことで、
    嬉しくて楽しみで1話を復習してみま...
    続きを読む お仕事ドラマなのかホームドラマなのか。
    その両方がある、人情あふれるユニークなドラマ「義母と娘のブルース」
    年末年始にスペシャルが放送されるとのことで、
    嬉しくて楽しみで1話を復習してみました。

    主人公のみゆきは3年前に母が亡くなり、父と二人暮らし。
    そこに突然ライバル会社のバリキャリ女部長が現れて、再婚を告げられ…というストーリー。


    はたして今まで、再婚相手の連れ子に初対面で名刺を渡した者がいただろうか。
    いや、いない。

    そんな予想外の行動をするのがこの物語の主要人物である綾瀬はるかさん演じる亜希子。
    目的のためなら手段を選ばない敏腕営業部長で、そのさまはまさに戦国武将。
    脚本の森下佳子さんはこの前年におんな城主直虎を書いただけあって、
    「ご出家ください」という手紙、劇伴にほら貝演出など随所に戦国表現が散りばめられており、大河ファンも楽しめる仕様になっています(たぶん)

    亜希子のバリキャリっぷりはもちろん、
    私生活にも応用できそうなビジネス知識も見どころの一つです。

    初手の5分で心を掴めなければプレゼンは失敗、
    一旦撤退して作戦を練り直して再度挑んだ方が良い。
    相手を攻略するには徹底してリサーチをする。
    典型的なトップダウンの集団にはボスへの交渉が有効、などなど。

    本当にホームドラマなのか?と思うくらいお仕事ネタも出てきます。
    軽快なギャグで見やすいのに、中身がすごく詰まった斬新だけど重厚なドラマ。

    子役のみゆきを演じるのはスカーレットで大島照子の子役を演じた横溝菜帆ちゃん。
    みゆきのなんともいえないいぶかしげな表情がお見事です。
    成長すると上白石萌歌さんにバトンタッチするのですが、
    成長っぷりが自然すぎると当時話題になりました。

    森下さんの脚本は伏線回収がお見事で、
    こちらの作品も随所に伏線が張り巡らされています。

    亜希子とみゆきの父・良一はなぜ結婚するに至ったのか。
    そして、亜希子の過去…
    全話通して見ると涙なしには見られません。

    伏線といえば、佐藤健さん演じる麦田。
    第1話はバイク便の仕事をしており、
    亜希子の会社の案件をミスしてしまう事件が起こります。

    麦田は言い間違いが多い憎めないアホキャラなんですが、
    佐藤健さんがピッタリ役にハマって素晴らしい。
    天皇の料理番もそうですが少し抜けてる演技が絶妙にうまい。
    アホキャラを演じたら右に出る者がいないのでは?と思えるくらい、親和性があるような…

    親和性の高さでいうと浅利陽介さん演じる亜希子の部下・田口くんもばっちりです。
    思いが報われない不憫な役が似合いすぎる…。
    亜希子を慕い、時には会社で馬乗りになってお腹に絵を描くことまでやってのける彼。
    会社で何やっとんねん!て感じなのですが、このシーンが絶妙にセクシーで良い。さすが綾瀬はるか!と言いたくなる色気。

    そんな田口くんが懸命に二度も描いた絵は、
    最後にみゆきの前で披露する腹踊りのシーンで登場します。
    もうこの説明どないやねんって感じですが、
    見返してみてじんわりするし面白いし、やっぱりぎぼむす最高にイイな!と思えるドラマです。
  • スカーレット 第47話

    5.0
    • 出演者
    • ストーリー
    • 演技
    • 映像

    不本意と本意のはざま

    喜美子のデザインが採用され、
    みんなで喜ぶフカチームの面々。かいらしな〜
    チャンス到来と喜ぶ1番さんと2番さん。
    特に2番さんの笑顔がまぶしい!
    目がまんまるで輝いてた。ええよ〜。

    ...
    続きを読む 喜美子のデザインが採用され、
    みんなで喜ぶフカチームの面々。かいらしな〜
    チャンス到来と喜ぶ1番さんと2番さん。
    特に2番さんの笑顔がまぶしい!
    目がまんまるで輝いてた。ええよ〜。

    直子とお父ちゃんが東京に行き、3人だけになった食卓。
    いつものメンバーがいないだけで、妙にわびしく見える。
    喜美子の新聞掲載を父に伝えるかどうか。
    百合子が突如覚醒。
    不可解そうな劇伴が面白さに拍車をかける。
    「直姉ちゃんがいなくなった今、うちがしっかりせんと」
    これはあれですね、集団の中から自然にリーダーは発生する的なあれですね。

    百合子の覚醒を経て、敏春さん豹変のターンへ。

    45回で「僕は亡くなったお兄さんの代わり」と哀愁を見せ、
    46回で商品企画室を新設し敏腕若旦那っぷりを発揮した彼、でしたが。
    シュッとしたスタイルでパリッとスーツ(スーツ!英語でゆうたらsuits!by信作)を着こなし、よき夫よき仕事人ぷりを見せつけた彼、でしたが。

    ここにきて「敏春どうしたしっかりしろ目を覚ますんだ」ともはや呼び捨てで肩を揺さぶりたくなる今日の47回目。
    「マスコットガール!ホットケーキ!かわいい服!」と言いはじめるトンチンカンっぷり。
    突然なんなの?
    ホップ・ステップ・バンジージャンプなの?
    上げてからの落としが半端ないって。
    高低差ありすぎて耳キーンなるって。
    いやでも、こっちが彼の素なのかもしれない。なんといっても妻は国民的アイドルグループにいたトップアイドルだし…。

    そんなトンチンカンな雰囲気にも喜美子は流されません。
    「うちそんなんならやりたくありません!」
    はっきり言えるきみちゃんが良い。
    本人はわがままと言っていたけど、違うよね。
    彼女は意思が強く、誇りを持っているだけ。ただそれだけ。
    誇りを捨てて不本意に迎合しなければならないなんて、つらすぎる。

    現実にもこういうことは多々あって、
    だいたい本人がはっきりとした意思を持つ前にあれよあれよと勝手に決まっていったりする。
    あとで思い出して不本意さを自覚して怒りや悲しみになることも多いので、
    信念のある喜美子を見てどこか安心したりもする。


    女性どうのではなく、あくまで一人の絵付師としてフカ先生に従事し学び、職につけたことを主張したい。
    相手をきちんと立て、敬うことは喜美子がもう一人の師である草間さんから学んだ礼儀でもあります。

    新聞社と丸熊陶業の意見を受け入れることは、
    喜美子にとって二人の師を無下にすること。
    そんなことできるヒロインちゃうって。正直でまっすぐなきみちゃんやからみんな応援してるんや!なにがホットケーキじゃ。いやホットケーキに罪はない。ホットケーキはおいしい。


    こう着状態の絵付部屋。
    喜美子の前に現れたのは、親友の照子でした。

    「婦人警官になりたかった。
    でも、なりたいとすら言えなかった。丸熊陶業を継がないといけないから」

    不本意。これぞまさに不本意。
    喜美子の不本意と照子の不本意が折り重なり、
    照子の本意を汲み取った喜美子。
    多くの女性が経験したことがあるであろう不本意さを、これでもかと見せてくる脚本。
    容赦ないです。だがそれがいい。

    不自由に感じることもまだまだたくさんある。
    それでも今、私たちに与えられているいくつかの自由さは、こういった先人の方々の不本意と本意のはざまでできあがってきたもの。
    そう思うと、激動の時代を生き抜いてくれた女性たちに感謝したくなります。
    そしてこれから、少しずつでも不自由なことをなくしていけたら。
    そんな希望を、心にぽっと火を灯してくれるドラマ。

    しかし敏春さん。
    マスコットガールやからと服装指定するならもっと早く言ってよ。
    と思ったけど、上司のそういう思いつきで現場が大混乱って不本意もよくあるよね。
    しかもこの不本意のおかげでご婦人がたが集結して協力してくれて、娘の晴れ姿が見られてつい泣いてしまうお母ちゃん…。
    不本意でもなんでも、嬉しいことは嬉しいよね。
    毎度毎度、展開のはこびが自然で素晴らしい。

    そんでもって着飾ったきみちゃんの可愛さよ。
    戸田恵梨香さんの本領発揮に、不本意ながら胸をときめかせる一視聴者なのでした。
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