1人目の犠牲者が
めちゃくちゃに目立ったところで突き落とされたところからの第二話
第一話の途中から急にサスペンスになってきて
「まあ、東野圭吾原作やもんな」
と改めて気付かされる
「危険なビーナス」
半沢直樹の後の時間帯で一気にドラマ勢力図を制覇したいTBSの力の入れようが
妻夫木聡、吉高由里子主演というところから垣間見える。
てか、TBSは半沢直樹、家政夫のナギサさんとかなりいい結果を出しててものすごく波に乗ってるね。
この「危険なビーナス」音楽がめっちゃいい
back numberの主題歌もさることながら
ドラマの中の音楽演出もすごくいいような気がする。
第二話から主人公の楓がめちゃくちゃ推理能力を発揮しまくる推理ドラマになっていくんだけど
なぞが多すぎる楓の正体がわかっていくにつれてどんどん物語が面白くなっていくに違いない
謎の人物が、謎に包まれた大金持ち一家の遺産の謎を解き明かしていくという
謎と謎の間に挟まれた妻夫木聡さんの
板挟み顔!!!!!
最高です。
Mr.板挟みです!!!
板挟みオブザイヤーです!!!
今回はディーンフジオカ演じる勇磨の見せ場の回。
この人、なんかあんまり表情ないんだけど
ずっとみてるとスーッと役に入り込めていく不思議な演技だね。
推理からの駆け引きからのどんでん返しからのどんでん返し。
いやー、面白い!!!!
さすが東野圭吾作品!!!
そして一話の密度が濃い!!!
なんでしょう
まるでプロレスのめっちゃ盛り上がってる試合のよう!!
フィニッシュホールドが決まったと思ったら
カウント2.99で返して
さあ、次こそと思ってる時に返し技から一気に追いこまれたところから
さらに起死回生のラリアットがきまって
決め技でさあギブアップとれるかと思ったときに場外からパイプイスで殴られ
ノーコンテスト(無効試合)
みたいな感じ!!
プロレス好きじゃないと分からない表現だけど
次の話がめちゃくちゃ気になる展開
いやー、半沢直樹の後でも見劣りしないしっかりしたドラマですよ。
半沢直樹もそうなんだけど
大人はこういうドラマのように
次の展開を予想しながら観れるドラマの方が楽しめるんじゃないだろうか?
ただただ物語を眺めるという作品より
次はこうだろうという予想をしてそこが裏切られたり予想が当たったりすることで
ドラマに積極的に参加している感じに思える作品か
先の展開がめちゃくちゃに予想できすぎて
待ってました感がでる作品が最近の視聴率を取るドラマの傾向のような気がする。
もちろん作品がしっかりしていることが前提だけど
このドラマは東野圭吾大先生が原作ですから間違いはないでしょう。
僕も東野圭吾作品はさんざん読んできたけど
はずれが全くなかった気がする。
全部面白い作品だったイメージしか残ってない。
このドラマも間違いなく名作ドラマの部類に入るでしょう。
いや、そらツッコミどころはないことないよ。
第一犠牲者があまりにも目立つところで派手に突き落とされ
あまりにも不審すぎるやろとか
ディーンフジオカが妻夫木聡の首筋にナイフ突きつけるシーンは
「なんでナイフいるねん(笑)殺してもうたら最悪やろ(笑)」
とか思ったこともあるけど
細かいことことより全体としてめっちゃ面白いので気にならない
いや、気にはなってるけどどうでもいい(笑)
それより僕が作中で気になったところは
楓の
「日本の警察では違法ですけど、お兄さまは一般人ですよね」
の一言
あんたは一般人ちゃうの?
てか、アメリカにいたならアメリカの警察関係とか?
FBI?
インターポール?
銭形警部の部下のかた?
それと、端々にでてくる
数学のこと
なんたらの定理とかそんなことも遺産の一部に関係してるんじゃないかとか
推理できるところがたのしいね。
このドラマ確実に面白くなる。
視聴率どうだろう?
桂三四郎が絶賛したドラマは視聴率が間違いなくよいという感じになってほしいから
頑張ってほしい
え?
お前が頑張れ?
うん、ごめん。。。