全体的にキャストの演技が上手??
桃李の視聴覚障害の独特なキャラも際立っていて良かったしね。
ストーリーの方も、幼い頃になにがあったのか??
っていうのが気になって最後まで楽しんで観れたわ。
というか、子どもにドラッグとかないわ?と思ったものの、日暮のキャラのおかげで脱落せずに最後まで観れたドラマ。
日暮旅人が視覚以外の感覚を無くし、視覚のみで全てを補うという設定は現実にはあり得ないが、旅人の過去に関わる政治家やヤクザ、そして警察の悪事は現実に起っていそうだと思った。
特に雪路照之が『悪い奴にしか出来ない正義もある』と真っ直ぐに言い放った場面は『本当にそうなんだろうな』と思えた。逮捕されるときに支援者が『先生が居なくなったら、あの政策は』と訴えていたシーン雪路照之が悪事で得た金を政策の為に使っていて、その政策を必要とする人にとって雪路照之が正義であることを表している。
正義とは?と考えると、かなり辛かったです・・・。
目が見にくい中で様々な物を見ながら生きている日暮旅人。
日暮旅人の演技は独特な雰囲気が出ていて、映像とすごくマッチしてた。
次々と怒る事件を自分の体と引き換えに解いていく、不思議な感じのストーリーにはすごく引き込まれた。
食べ物の偏り方にはものすごい違和感だったけど、毎週楽しみにしてた。
松坂桃李が本当にカッコいいドラマだった。