藤ヶ谷くん演じる主人公「壱晴」の過去の恋人との馴れ初めから別れまで事細かく聞かされ
動揺した奈緒さん演じる「桜子」の最高の表情から始まった第6話
そらそんだけ細かく聞かされたらそないなるわ。
第6話のあらすじは
壱晴(藤ヶ谷太輔)の声が出なくなる原因となった過去を知り、表情を曇らせる桜子(奈緒)。過去と向き合い、前に進めたと思っていた壱晴だが、哲先生(火野正平)から「お前は何も変わっていない」と突き放される。椅子のデザインに行きづまった壱晴は桜子に、椅子に座って何をしたいか尋ねるが、何も思い浮かばない桜子は「もし真織さんなら、数学の強がしたいって言うんだろうね」と...
藤ヶ谷くん演じる主人公「壱晴」の過去の恋人との馴れ初めから別れまで事細かく聞かされ
動揺した奈緒さん演じる「桜子」の最高の表情から始まった第6話
そらそんだけ細かく聞かされたらそないなるわ。
第6話のあらすじは
壱晴(藤ヶ谷太輔)の声が出なくなる原因となった過去を知り、表情を曇らせる桜子(奈緒)。過去と向き合い、前に進めたと思っていた壱晴だが、哲先生(火野正平)から「お前は何も変わっていない」と突き放される。椅子のデザインに行きづまった壱晴は桜子に、椅子に座って何をしたいか尋ねるが、何も思い浮かばない桜子は「もし真織さんなら、数学の強がしたいって言うんだろうね」と口にしてしまう。
真織(中井友望)と自身を比較し、卑屈になっている桜子。柳葉(五関晃一)の店で黙々とデザイン画を描いている壱晴は柳葉から、誰のために椅子を作っているのかと問われるが、言葉をつまらせる。
この聞かされたあとの表情が素晴らしいよね。
絞り出すような
「大変だったね・・!!」
の言い方に
いろんなことを我慢しながら自分を押し殺しながらも
「自分のことしか見えていない」
と言われてしまうこの桜子の性格があらわされている気がする。
うーん。
このドラマの主演の二人は演技もいいけど相性もすごくいいと思うよね。
奈緒さんの表情豊かな「動」の演技と
藤ヶ谷くんの「静」の演技
表情豊かな奈緒さんと対局に
あまり表情を表に出さず、うちにひめる感情を言葉で演技する。
表情をそこまで変えないのに
感情が見えてくる。
落語でもそうなんだけど
顔の表情や、誇張した演技で表現するより
心の動きで表現するほうが自然で表情が現れてくる
簡単なようだけどめちゃくちゃ難しい
だって下手な人間がやるとただの棒読みになってしまうからね。
だからこの表現を簡単にやっているだけでもめっちゃすごい上に
相手役の奈緒さんとの相性めっちゃいい
だからこのドラマすごくあっさりしてるのに
すごく味わい深いというか
飾り付けに派手さはないけど素材の味がよく出てる料理って感じかな?
そういうお前の落語はこんな表現できてるかって?
わし?わしの落語は「静」か「動」かでいうと
「ちょっと動」!!!
めっちゃ動でもないけど静でもない!!!
素材の味より調味料!!!
わしの落語はグルタミン酸たっぷりや!!!
アイデアという名の「味の素」で勝負や!!!
うまけりゃいいねん!!うまけりゃあ!!!!!
美味しいよ♡
「弟子になって一度も褒められたことがない・・・」
俺もやー!!!!!!!
俺も師匠に褒められたことがないー!!!!!!
褒められたいわけやないけど
尊敬する人に認められたいという気持ちわかるよ〜。
でもこの師匠見ている限りめっちゃいい人やん。
君のことものすごく思ってくれてるよ。
いや、別にうちの師匠もいい人だけどね!!
そういう意味じゃなくって!!!
僕のことだって思って・・・・。
ほら、それに兄弟弟子の親友もいるしさ、いいじゃん!!
意地悪な兄弟子もいないじゃん!!
いや、僕の一門はいい人間ばっかりよ!!!
いや、全員ではないけど!!!
いやいや僕のことはどうでもいい
この二人の演技の相性が活かされる演出が素晴らしいこのドラマに
いつの間にかハマってしまっている自分がいる・・。
壱晴の過去の告白でモヤモヤが最高潮に溜まっている桜子に
寝言で
「真織・・・。」
いやあ、言うだろうとは思ってたけどやっぱりね!!!
「松江に行かないか!?」
「いきません・・。ひとりで行ってください・・。」
不器用な二人が、なんとなくお互いへの気持ちを少しずつ溜め込んで
感情を出さない二人の堤防が決壊して思いが溢れ出てくる
面白い展開になってきた!!!
真織の件を桜子に聞いてもらってから
壱晴のマイペースっぷりにも拍車がかかってきて
次回めっちゃ面白くなること間違いなしやんか!!!!
こんだけ表情をおさえている壱晴の感情を爆発したところ
早く見たいなー!!!