言霊荘 のレイシ役で熱演中の 永山絢斗 も中田伯役で出てた作品。
黒木華 の初主演作品。
漫画雑誌の編集者をリアルに描いた、ドラマ史に残る傑作👏。
キャスト陣全員が嵌り役だが、私的には、このドラマでブレイクした、最上もが の演技が1番良かった。
マンガ家のアシスタントを続けながらプロデビューを目指している沼田は、丁寧な仕事ぶりを認められてはいるものの、しかし、突然現れた衝撃的な新人の作品に圧倒され、自分の限界を知り、自己嫌悪の末にひどいことをしてしまうのです。
結果的に彼はそれをきっかけに漫画に関わる仕事からすっぱりと離れてしまうのですが、それでも、違う道を目指して堅実に生き直し、そこで自分の居場所を見つけていく。
”闇落ち”してしまった彼の表情は鬼気迫るものがありましたが、最期に晴れ晴れとした顔で現れてくれたのがとても嬉しかったです。
黒木華さん演じるヒロインが出版会社の新人として悪戦苦闘するストーリーだが、
原作に忠実なのかもしれないが、元気の良い感じが終始うるさかった。
ただ、オダギリジョーさん演じる上司は、対照的にクールで衣装もカッコよく、良い意味で印象に残っている。
ムロツヨシさんは、この作品では、徹底的に面白い部分は封印していて、言われてみればムロツヨシ?という感じ。
でもムロツヨシさんの役は、個性を殺して正解だったと思う。
元にある役をどういったキャラに育てるかは俳優さんの技量にかかっていると強く感じた作品だった。
編集部の人達がどんな仕事をしているのか覗くことができておもしろかったです。
重版出来になるとすごく喜んでいる姿に見ているこっちも嬉しくなってしまいました。
こんなにも漫画家さん達や編集部の人達みんなで作り上げていると分かってとても素敵なドラマだと思いました。
ドラマ『重版出来!』でムロツヨシさんが演じていたのは
ベテラン漫画家・三蔵山龍(小日向文世)の元で働くアシスタントの沼田渡。
アシスタントとしての腕は確かで先生からも信頼されてるのに、
自分の作品でデビューすることができない沼さん。
後から入って来た中田伯(永山絢人)に先にデビューされて
ウギャーってなっちゃうところが見どころでした。
どう見ても自分より絵が下手で経験もない中田。
なのに自分よりも先に連載を持つ中田。
20年漫画を描いていても世に出られない、
自分がふがいなくて思わずやらかしてしまった沼さんには
もう涙、涙でした。
今ごろ、実家の酒屋さんで
酒のラベルでも描いてんのか...