年老いた平凡な化学教師ウォルター・ホワイト。ガンであることが判明し自らの「死」への距離を感じた瞬間、おかしなスイッチが入ってしまう。自分は世界でも指折りのクオリティでメタンフェタミン、通称「メス」を製造することができると気づいたウォルターは、背徳感と陶酔感に惑いながらも気づけばアメリカ麻薬市場の肝を握るマッドサイエンティストに成り上がっていって…。
日本に住んでいるとなかなか馴染みを感じにくい設定ではあるはずなのに、心理描写が丁寧なところが良いのか、不思議と主人公に共感。気づけば悪事がバレないように応援してしまう(笑)。
ウォルターの「真人間」感と犯していく罪とのギャップが、アメリカのこの手のドラマにしてはかなりセンセーショナルだったんだろうなぁ〜。
こういうシニカルなクライムもの大好き。
私がNetflixに契約して最初に見た長編ドラマなんだけど、いまだに「観れてよかった」「Netflix契約してよかった」と思える度No.1のドラマ。
普段海外ドラマを観ない人はもちろん、そもそもマフィアものの映画・ドラマがかな〜り好きな私のようなタイプの方も絶対楽しめる。
というか最初のほうは純粋にコメディに見えました。腹抱えて爆笑できます…要所要所でグロ注意。
海外ドラマはシーズン打ち切りでバタバタと終わることも多いけど、ブレイキングバッドは最後までストーリーの完成度の高いまま完結するのも、世間的な評価が高い理由のひとつみたい。
見始めた方はぜひ最後まで、気長に観ていくことをおすすめします!じゃなきゃもったいない。
まさに一度乗ったが最後のジェットコースター、最高に面白かった〜