あんなにもやる気がなかった品川がやる気を出して仕事を辞めない決意をしたところがとても見どころだった。
品川をあそこまで変えることができたアタルはすごいと感心してしまった。
上野も少しはビビっていたのがとてもおもしろかった。
テーコー不動産屋に白洲がやめたのは残念だと感じたが、それでも時々出て来る白洲が面白くて笑える。
留守堂のイケメンっぷりに惚れたり、足立にも気があるにも関わらず、なぜか宅間と結婚したこともあり、困った時はすぐ宅間を頼るあたり、宅間と白洲のラブラブさが伺えて可愛い。
幕末と医者という共通点から、手塚治虫の「陽だまりの樹」を連想させる部分が多くあって、このJINと陽だまりの樹共に良い物語だな?と再確認させられた気がする(内容は全く違いますが)。タイムトラベラー要素の入った物語は、多くは冒険活劇的なものがほとんどだが、本作品はザ・ヒューマンドラマ。時代が違っても人々の考えや感じることというのにはそれほど違いがあるわけでなく、何事にもベストを尽くす主人公や周りの登場人物に大いに共感することでしょう。個人的にはあまりスポットの当たることの少ない田中久重や佐久間象山が登場することで、物語に深みが増している気がします。この作品を酷評する人は殆どいないのではないで...
まず、不動産業界をドラマの舞台にとりあげたのが新鮮。
しかもセールスマン、ではなく凄腕ウーマン、てどうよ。
伝説の家売るオンナ、の肩書まであるし、演じる北川さんは役にピッタリ。
能面のような冷たい彼女の美貌、ニコリともしない無愛想さはもう絶品。
ゴー、と三軒屋チーフに命令されたら、いきまーーーす、どこへでも。
現在、女優界で天下を取りつつある石原さとみ。
その魅力を十分に堪能できるのが、ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール河野悦子」。
初回から最終回までとにかく石原さとみがテンションが高い。ある意味痛い。熱い。暑苦しい。
でも良い。全然良い。なぜなら凄く可愛いから。
おでん屋の上のアパートで暮らしながら、ファッション誌の編集者という夢を一途に目指すという応援したくなる役柄。
めちゃめちゃ明るくて、おじさん達とも仲良し。女子からは嫌われる?かと思いきや、結局その信念の深さみたいなので、みんな好きになっていく。
内容より、とにかくファッションも髪型も派手過ぎる!と気になって...
まだ若くてドラマ経験も浅かった深キョンが一途に片想いの相手を追いかける姿に心を打たれる。
ストーカーといわれても、気持ちを受け取れないと言われても時枝ユウジを応援し続ける透子に勇気づけられる。透子の応援はユウジを励ましづけているが、中でも「愛はパワーだよ」という台詞はなかなか言えないし、頭にも残る。愛はパワーになると教えてくれる言い台詞だった。
そして透子の一途で可愛いところも、深キョンの可愛さも際立っているが、主役の堂本剛が格好良すぎる。特にボクシングの試合で戦っていたり、トレーニングをしているシーンは本当に格好良くて透子が惚れるのもわかるなあと思ってしまう。
オープニングの、音楽が武田騎馬軍団を連想させ、また、風林火山に相応し音楽である。川中島の合戦場シーンが素晴らしい。さすがNHK。武田信玄が父親を国外追放するシーンが印象に残った。武田信玄の成長に伴い、家来の板垣を呼ぶ時の声のトーンが変わっていくのが面白い。山本勘助が討ち死にするまでのシーンが面白かった。