ちょっと不思議なキャラを松潤が見事に演じていました。見る前、松潤に合うのかな？と思っていましたが全くの杞憂。
榮倉奈々さんや香川照之さんも含め、とにかくキャスト同士の掛け合いが面白かった。脚本がうまくすぎて、考えて作られたセリフではなく自然の会話のようでした。
演じる役それぞれに個性があったのも良かったです。
もちろん刑事（弁護士）ドラマという面から見ても、申し分ありませんでした。
「スーパーサラリーマン左江内氏」の左江内氏(堤真一)が奥さん(小泉今日子)さんに頭が上がらないところや事の成り行きからスーパーサラリーマンになることになってしまうなど流されてしまう性格に悲しいかな、思わず笑ってしまいました。何だかんだ言っても家庭第一のスーパーサラリーマンは視聴者みんなが大好きなヒーローじゃないかなと思います。(格好よくはないけれど。)
菅田将暉はじめ、3年A組の若手俳優のみんなが全力投球で演技している感じが、見ていてうれしくなってくる。
毎回誰が目立つのか、ワクワクしてくる！
推理とサイコ的なスリルの両方を楽しめるし、毎週すごく楽しみにしている。
坂口健太郎の演技と雰囲気が自然なので変人弁護士にあまり見えない。
片付けができなかったりと私生活がだらしがない姿はこまったさんだなあと許せちゃう。
拓が裁判に敗れたのにはビックリ。
負けた後、とても落ち込み悔しがっていた姿が凄かった。
被害者の霊が見えるようになった主人公が事件を解決していく…今までにない刑事ドラマで面白く、被害者の無念を直接聞くことが出来、無念が晴れる時に爽快感さえ覚える。
そしてなんといっても、正義感溢れる主人公が正義感溢れるがゆえに徐々に変わっていってしまう恐ろしさ、最後の衝撃的な行動は、何度見返しても鳥肌が立つ！タイトルのボーダーとは、亡くなった被害者と生きている者のあの世とこの世の境界線という意味だと思っていたが、さらにもうひとつの意味があったと分かった時の、なんともいえぬ気持ち。最高に面白いドラマ。
二宮和也、錦戸亮共演の感動のドラマ、最後まで釘付けでした。最初の緊迫したシーンから最後はみんなの笑顔が見れてよかったです。錦戸亮の自然な演技に毎回引き込まれてしまいます、そして素晴らしいドラマでした。
北川景子さんの濃い化粧を見ることができて、きゅん。
音楽家の女の子繊細さ、まっすぐさがよかった。
そこに山Pのバスケ男子との恋。
バスケの試合会場でのあっついキスに、もうにやけが止まらない！！
バスケ男子に恋をしたくなる、けど、あんなイケメンはそうそういない。
