3年B組金八先生 を初めて完走した、思い出の第5シリーズ。
やはり、兼末健次郎役の 風間俊介 の強烈な演技に魅入った。
この時の金八が、1番熱かったな。
毎回、武田鉄矢 演じる、金八先生の言葉に素直に感動した。
また、見直したい。
3年B組金八先生の第1シリーズが放映された年が中学2年生、第2シリーズが放映された時がちょうど中学3年生で、自分は3年B組ではなかったが、自分の通う中学であるかもしれないなと思いながら視聴していた。特に第2シリーズの「腐ったみかんの方程式」は本当に心に残る名作だと思う。有り余るパワーを発揮出来ず、ストレスを校内で発散することで中学校が荒れるということが世間で取り上げられるなど、社会的反響も大変大きかったと思う。終盤にあった中学生に手錠をはめるシーンにはぞっとした。
武田鉄矢演じる教師坂本金八が、問題児に四苦八苦しながらも教師として成長していく物語。
後にシリーズ化していくが80年代では田原俊彦や近藤真彦、杉田かおる、鶴見辰吾ら数多くの役者が生徒役として出演し大成していった。
いじめや非行、暴力、生徒の妊娠など当時としてはわりと攻めた作品で批判も多かったが
これが今ではスタンダードになって、学園ドラマにてパロディ化したり実際に教師を目指す人が増えたりといろんな形で現代にも影響を与えている。
初期は生徒のトラブルよりむしろ主演の金八が破天荒なキャラで生徒と同じ目線で接することで信頼を得ている。
シリーズが進むに連れて、生徒との年齢差も広がり経...
如何にもいいところのボンボン風だけど父親は女癖が悪い松浦悟役の沖田浩之、母子家庭で元荒谷二中の番長の加藤優役の直江喜一の好対照な二人が格好良すぎ。行き成り取っ組み合いの喧嘩をするけど、お互い育った境遇こそ違うものの心に傷があるんだよな。
神津清一ていう役者さんのようだけど雇われマスターも段々金八さんに心を許しているところが、不良って本当は、気持ちが優しいなあと思うよ。
最終回の加藤優の卒業生代表答辞で、「俺はミカンなんかじゃない。俺は人間だ。それを教えてくれたのが、ここの先生方やお前らなんだ!」は、超涙もの。そもそも中学生で、スナックでバイトをしているなんて、むっちゃ自立して...