戸田恵梨香さん演じる桜井佐那は、父の遺志を受け継いで「ホテル グランデ インヴルサ」の総支配人になります。
そこに岩田剛典さん演じる宇海直哉が、ホテル グランデ インヴルサを訪れますが、以前のような活気が有りません。
宇海直哉は「バリストンホテル東京」の副支配人である事を隠して、「ホテル グランデ インヴルサ」で働くことになります。
小学生の時にホテル グランデ インヴルサのサービスに感化された宇海直哉は、ホテル グランデ インヴルサを再び活気のあるホテルにしようと頑張る姿が秀逸です。
二宮和成さん演じる渡海征司郎は、東城大学医学部付属病院で高い技術を持った優秀な外科医である。
渡海征司郎の父渡海一郎は、東城大学医学部で佐伯清剛と共に研究をするが、佐伯を庇い大学病院を辞めてしまう。
佐伯清剛に復讐する渡海征司郎との人間模様は見ていて楽しかったです。
このドラマが始まる前は、正直に言って「人を選ぶドラマだよね」って思ってました。
同性愛について、私自身は不快感とか無いけれどもダメな人はダメだろうってのもなんとなく分かっているから、
一部の人が楽しむドラマになるんだろうなって思ってました。
それが始まってみたら1話から、上司から告白されたり、男同志のキスだったり（しかもシャワーを浴びながら）で、
こんなに急発進していいの？？ってなりましたよ。
正直、俳優さんの演技力がなかったら、ちょっとわざとらしいところや、臭すぎるセリフとかあります。
でもすべてが俳優さんの演技力でカバーされてます。
最後までみてよかったって思えるドラマ...
戦後に子供服の会社を立ち上げる女性たちの活躍を描いた作品で、当時の価値観を反映させながら制作されているため、女性たちが控え目で大人しいという斬新な朝ドラだと思いました。
ただ主人公である「すみれ」をはじめ、出てくる女性たちは内に熱い思いを秘めており、見ていくうちにそれが伝わってくるので味わい深いドラマでもあります。
また映像が綺麗なのも印象的で、戦後の闇市とは対照的にきらきらと輝くような子供服やそれを作っているすみれたちの表情からも情熱が伝わってきました。
主演を務める芳根京子は当時19歳ながら10代から50代までのヒロインの人生を演じ、最後まで違和感なく見ることができたのは彼女の...
