結論から言うと、3話が一番良い。2話から盛り返した。俄然面白くなってきた。

1話を見て、「今回はラストに尽きる。有村架純の桃子と林遣都の真人が急接近して、恋の始まりを予感させる場面で被さるミスチルの新曲。場面としては良い雰囲気、演技としては実力と実力のぶつかり合いという感」と書いた。最後で締まった。
第2話も期待したが、1話と同じく職場の冗長に感じる会話で始まり、がっかり。しかし、桃子のトラウマが明らかになり、心に傷を持つ真人がそれに触れようとして触れられないという演技を見て日常の背後にある緊迫感が露わになり、最後にクリスマスプロジェクト＋主題歌で一番盛り上がった。
そう、2話もラストが一番よかったのだ。

3話も同じパターンかと思いきや、冒頭からミスチルをバックに急激に打ち解け合う桃子と真人のシーンとを持ってきて、やっとわかってくれたか！と。
最初からこれを持ってくればもう成功間違いなし。
真人の過去が想像以上に深刻そうでどこまでも堕ちていくのかと思いきや、桃子からのメッセージで光の世界に引き戻されたラストもよかった。
主役二人は1話から良かったが、3話になって全体的に役者陣が馴染んできたようで、これからもっと上昇する予感がする。
期待を外さないでこのままどんどん面白くなっていってほしい。