前半の原作準拠で、バタバタしたコメディ×残忍な事件だったころは娯楽作ミステリーとして、とても好きだった。後半、シリアスに寄りすぎたように思う。マリアが深刻すぎたし、明智さんとマリアが惹かれ合う理由がぼんやりしすぎた。原作を離れたオリジナルストーリーに持ち込んでシリアスな展開が続いた割に、このドラマで何がしたかったのか、最後まで見ても良くわからなくて辛い。耽美的な雰囲気のドラマが作りたい、みたいなぼんやりした理由だったんじゃないんだろうか。重ねて言うけど、娯楽作ミステリーとして最後まで恐く楽しく作ってくれたんだったら、死ぬほど好きな作品になったと思う。
くそヤバかった！！！もぅ！松たか子と阿部サダヲの関係が！萌えしかない！！！ヤバイ！！病んでる松たか子を誰よりも理解してすべてを背負って相手する阿部サダヲに圧倒的な愛情を感じる。ヤバくてキュンキュンして死んだ。
とても面白かった。元々原作は読んでたんだけど（新刊が出たときしか読まないからあまり覚えてないけど）、小林一号（小芝風花）と高橋（佐藤寛太）の二人が、俊敏なアクションと大袈裟なんだけど嫌みがないリアクションで、声を出して普通に笑ってしまった。東村アキコを実写化するにあたって、この二人の身体的な演技がすごく重要なパートを担ってると思うし、それはかなり成功してると思う。私は東村アキコのストーリー作家としての面がとても好きなので、このまま原作通りに作ってくれれば大丈夫だと安心できた1話だった。中村倫也と小池栄子については最初から信頼してたから何の文句もないです😊このまま行けば東村アキコ史上最高の...
ひたすら松重が可愛い。猫らしい仕草（細い路を小走り・グーの手・畳をごろごろ・段ボールで爪とぎ）と、礼儀正しいおばさんっぽい言動のコンビネーションが絶妙。とにかく可愛いくて安心感がある。
「勝手にふるえてろ」の大九明子監督作品。1話で一つずつ物を手放すというアイデアが斬新で、物を擬人化っていう発想も夢の中だから色々ふわふわしてる感じも面白い。貫地谷しほり、大熱演。安達祐実がちゃんと子持ちなところもすごく良い。
ただ、手持ちカメラのブレが、普通にテレビ見てる感覚で見るとちょっと疲れるのと、声の録音？発声？の問題でちょっと台詞が聞き取りづらいのがストレスだった（貫地谷しほりの声は聴きやすくて凄い）。
というわけで、ちょっと様子見。
パンダを数時間後見てても飽きないのと同じレベルで、光源氏こと千葉雄大がとにかく魅力的で、何時間でも観察していたい。
突然知らない世界に来て、戸惑い困惑して寂しそうな、あのお顔。
でも好奇心旺盛で、ワクワクしながら、色んなものに挑戦していちいち感動する、あのお顔。
どんな服を着ても忘れない。気品溢れる平安貴族らしい仕草。
そしてなにより、萌袖！！！
たまらない。ストーリーがなかったとしても、何時間でも見てられる。
それに加えて、伊藤沙莉がとにかく素晴らしい。光源氏のイケメン具合にクラクラしつつ、でも普通に低い声でぼそっと鋭くツッコむのが、的確で笑える。
とっても楽しい...
「こんな人がいるなんて、警察学校って誰でも入れんのかな…」
「こんなに事件が起こるなんて警察学校って危ないとこなんだな…」
「警察って意外と中途入社が多いんだな…」
「てか、警察学校内でこんなに犯罪起こっててヤバくないの…？」
という具合に、とにかくたくさん事件が起こって、ある意味、全く飽きなかった。
が、こんなイメージを持たれて、警察は良いんですかね？？
事件→解決→事件→解決っていうテンポがとにかく良いので、最後までこれが1年間の話であることに気づかなかった。四時間強があっという間。
ただ、起こる事件や、最後の教官の出す合格の条件などが、いちいち「え？」「は？」と白...
最終話の魔王と対峙したメイ（前田敦子）の強いまなざしにとても心動かされた。色々経験したからこそ今の私があるし、何も後悔しない、という強いメッセージが、格好良かった。
ただし、旦那のモブくんに関しては何も良い点が見当たらず、ずっとイライラしっぱなしで、なんでこいつと結婚したの？？、という疑念は払拭されずじまいでした😡
様々な人の様々な生き方を、それぞれの生き方の生き辛さも込みで描きつつ、それでも全ての人の人生を祝福する優しい脚本に何度も涙した。
二路ちゃんがとても好き。パパちゃんって呼び方も好き。一見ちゃらちゃらしてるけど、不器用で優しくて、どんな生き方も肯定する二路ちゃんにたくさん救われた。
神回的なもの。
・市川実和子
・岸井ゆきの
・望月歩
・樋口可南子（優勝！）
・さっちゃんの万引き疑惑（大好き！！）
・小林薫（泣いた）
・さっちゃんとミチル（泣いた）
・さっちゃんのコタキ家訪問（泣いた）
山下監督の温かみのある色味もとても合ってた。
あとクドカン（ムラタ）...
連ドラを見据えてるんだろうけど、この出来のまま連ドラになるなら、完全にナシ。
とにかく役者が生かせてない。田中圭、生瀬勝久、趣里の全員がベストアクトとはほど遠くて、本人たちの持ち味も生かせない配役で、とてもショックだった。唯一、中村倫也はベストとはほど遠いながらも安定はしていて、見られる演技をしてたと思う。
同時期に見てたから「ケイジとケンジ」での警察と検察の役割分担と、今作での描写の差が不思議だった。これ見る限り、刑事も検事も同じ場所で同じように取り調べしてたけど、そういうもんなの？？？
