2018年の今では考えられないほど、パワフルで元気が出るお仕事ドラマでした。働く者みんなが抱えている鬱憤や、悔しさなどを坪井千夏をはじめとする庶務2課のメンバーが堂々とぶっ飛ばしてくれるあの爽快感は忘れられません。あの時代だったからこそ、求められていた内容であって、現代では働く人たちの考え方や持つ悩みが大きく違って来ているので見直してみればまた違った見え方がするのかもしれません。ショムニの6人のメンバーやそのほかのキャラクター達の関係性が本当に大好きで、今でも大好きな作品の一つです。
江角マキコさんの男前感がハンパないショムニシリーズは大好きでした。ショムニメンバーはシリーズごとに少し入れ替わりがありますが、初期メンバーがやっぱり好きですね。中でも櫻井淳子さん演じる魔性の女キャラは羨ましさまで感じます。会社の制服を着てるけどほとんどやってることはホステスという謎の生態系。でもいざと言う時におじさまたちの権力や情報を使ってくれてナイスでした。高橋由美子さんの演じていた霊感のある女性社員も好きでした。みんなここで働かなくても大丈夫なのにといつも思っていました。
江角さんのはまり役だったショムニシリーズ。他のメンバーもそれぞれに個性豊かで大好きでした。
個人的には初期の櫻井敦子さんが華やかで何より好きでした。魔性の女でいつも社内のオジサマたちにおごってもらってて。
あと高橋由美子さんの演じてる霊感の強いOLも笑えました。もはや占い師張りに当たるって何~？と思って。
追いやられている感があるけど、実はみんなそれぞれにきちんと仕事が出来るところも爽快感があったなぁ。
庶務2課の人達の仕事は行ってみれば、雑用係なのですね、ですが会社の事を一番知っているのは、この庶務2課の人達だったのですね、その庶務2課の活躍が毎回と手も楽しかったドラマでした、今はあの2課の人たちは何をしているのでしょうか、いまも、電球の交換をしているのでしょうか。
実際にはこんなふうに都合よくことは運ばないよねと思いつつ、だからこそ毎週楽しみにしていたオフィスドラマ。
猫がいたりめいめい好きなことをしていたり気楽そうな庶務二課だけど、こういう職場に勤めたいと考えたことはなかったな。
一話完結なのも見やすくて、フィクションの世界を楽しませてもらいました。
坪井千夏（江角マキコ）のミニスカート姿が強烈にかっこよくて、立ち姿もっと映して！と思っていた。
佳奈さん（櫻井敦子）がすっごい色っぽかった…。
にぎやかで悲しいことが起こらなくて、楽しいドラマだったなあ。
