波瑠 の主演連ドラ作品では、久々に大当たりだったと推しながら素直にそう思った作品。
林遣都 の一人二役、さゆりんご、徳重聡 の怪演等、色々見応えがあるサスペンス作品で大満足。
やっぱ、テレ朝 の方が、波瑠 出演作品に信頼が置けると思った。
全8話であそこまでの内容を盛り込み伏線を最終章で綺麗に回収していった事に驚くばかりです。少女漫画のサスペンス?また登場人物も限定されており、最初から何となく完璧王子の雨宮が怪しくてと思いきや、度肝を抜かれる数々の演出。それぞれ原因は何か分からずミステリーに引き込まれて行きました。最後予想もしない展開の連打で驚きつつも、最終話では涙が止まらず、親子の愛憎、中学時代の初恋、友情などが描かれ、ふわふわして後輩になめられていた望緒も、最後は揺るぎないこれだけは誰にも譲れないものを貫き通せたのでエールを送りたくなった。中野幸のエンディングは残念でした。スピンオフか続編で、中野似の山梨の会社員に扮し...
ええ…なんだか納得がいくようないかないような、でも最初から切なさを含ませたラブサスペンスらしい終わり方だったとも言えるような。でもすべての発端になった雨宮本人のたかり以外は、そのほとんどが愛憎からの事件になるんですよね。
終わってみればタイトルに中野くんのすべてが集約されていたようにも感じます。なんとも悲しいラストでしたけど。