ついに、薫先生が心先生に真実を告白。
それを聞いた心先生の、「消えて」の一言。
辛いというより、悲しい展開だった第5話。
でも、不思議と「きっとこの2人は大丈夫」という気持ちで見守ってしまいました。
このドラマは登場人物の心情をとても丁寧に描写しているので、ここまで観てくれば心先生の人の良さと優しさは充分に理解できています。
薫先生にしても、勇ましく強いように見えても脆さもあったりと、とても人間味のある人物。
その2人の「患者のためにベストを尽くす」という共通の志が、このまま終わってしまうはずはないでしょう。
第5話では、親権を争っているシングルマザーの患者のた...
ついに、薫先生が心先生に真実を告白。
それを聞いた心先生の、「消えて」の一言。
辛いというより、悲しい展開だった第5話。
でも、不思議と「きっとこの2人は大丈夫」という気持ちで見守ってしまいました。
このドラマは登場人物の心情をとても丁寧に描写しているので、ここまで観てくれば心先生の人の良さと優しさは充分に理解できています。
薫先生にしても、勇ましく強いように見えても脆さもあったりと、とても人間味のある人物。
その2人の「患者のためにベストを尽くす」という共通の志が、このまま終わってしまうはずはないでしょう。
第5話では、親権を争っているシングルマザーの患者のために2人が協力する姿に清々しさすら感じて胸アツに。
その直後の決裂は「上げといて、落とすなー!」と思わず叫びそうになりましたが、主題歌の入り方といい松下さんと木村さんの演技といい言葉にならないシーンでございました。
ところで、主題歌の須田景凪さんの「はるなどり」もとても素敵な曲ですが、いつも良いシーンで流れる女性ヴォーカルの劇中歌が気になります。
調べてみたのですが、情報解禁されていないのかな?
今のところ、タイトルも歌っている方もわからずじまい。
もし、どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら、是非教えて頂けると嬉しいです。
話しは逸れましたが、夫を亡くしたばかりの心先生と、その死が自分の医療過誤のせいだという秘密をずっと抱えていた薫先生と。
今すぐには無理でも、きっとまた笑い合えるとは信じています。
それに・・・ね。
本当にミスをしたのは・・・という説もチラホラあるし、ね。
2人の仲も気になりますが、ちょっと意地悪なくらい鋭いけれど温かみも感じられる高畑淳子さんが演じる高坂さんの今後が気になりすぎている自分。
そちらこそ、悲しい結果にならないといいのですが。
そして、薫先生もまた“がんサバイバー”でもある訳だし。
「暗い」「重い」というイメージを持たれている方が多いようですが、『死』と向き合う医療を真摯に描いていて、尚且つ生きようと葛藤する患者さんたちも丁寧に描いているからこそ、生きている自分は「頑張らなくちゃ」と思わせてもらえるようなドラマです。
折り返し地点は過ぎましたが、後半からでも充分に見応えがあるドラマになると思います。
まだ御覧になっていない方に、是非オススメしたいです。