




斜陽産業の小さな会社が、倒産の危機を迎えていた中で関係者一体となって色々な工夫を凝らし新商品を開発していく、努力、情熱や執念に勇気付けられた。
会社の話だけでなく、アスリートの物語とも話が繋がっていて、相互に良い効果をもたらしていてとても見応えがあった。
今でも録画を残していて、1人で全話一挙再生祭を半年に1回程度は開いているくらい好きなドラマである。
足袋からのシューズではなく、シューズからの足袋をつくるという発想の転換!完成した商品はその名も”足軽大将”。そのセンス、好きです。繭が原料でめちゃ軽なソールを使った足袋とは確かに需要多そう!そして、貸金業者からボコボコにされた飯山さんからシルクレイ製造機を託された大地が、成長著しくて感動!さらに銀行の大橋さんが、こはぜ屋を認めたー!原作とは違って、実は信念と熱い部分を隠し持っていた人間として描かれているのは嬉しい!極めつけは茂木選手が「陸王」に履き替えたシーン!今回も展開が秀逸で胸が高まりました!!いやーアツイ!!
竹内涼真くんのファンなので毎週欠かさず見てます!まるで本物の陸上の選手みたいに体鍛えて臨んだ茂木選手役は竹内涼真くんのハマり役だと思う。マラソンに対する熱い思いが静かに伝わる。今回は茂木選手がケガして実業団チームだから引退して会社で働くのはどうかなって提案されてしまった。でもまだ終わらないよね!?絶対活躍してくれるはず!そして私はこのドラマの影響で、マラソンや駅伝を見たらシューズとか走り方を見るようになったし、選手が頑張ってる姿をみると、スタッフやシューズを作ってる人とか想像してやたら感動するようになったのが自分でもおかしい(笑)
会社を守ろうとするおっちゃんたちが熱い。役所広司さんをはじめとするキャスティングが最高だと思う。こはぜ屋の従業員、アトランティスの二人、銀行マン、マラソン実業団メンバー、みんなそれぞれが戦ってて、それぞれに共感できる部分がある。ランニングシューズで最も重要なソール部分の素材にぶち当たったこはぜ屋に、銀行マンが「シルクレイ」というアドバイスをくれてそこから人と人がつながっていくとか、やはり何をするにも、人との絆は大切だなと再認識した。自分も仕事との関わり方を考えたし、いろんなことを考えさせられるドラマで日曜が待ち遠しい。