竹内結子さんって役を自分風に取り入れるのが上手いよね。妻夫木くんも作品にスッと馴染むし、俳優陣に不満はなし!安定した演技だったと思う。お話は本当に重たくて、これ観終わったあと何でもいいから軽いのが観たくなった。先が読めない感じは期待通りだったし、ラストの回まで謎が残ったままなのも良かった。でも打ち明けられた真実はすぐには受け止められなかった。だって、ちょっと悲しすぎるからね。もうちょっと田中幸乃には生きている幸せを感じてほしかったのにって思うよ。ただ処刑とか罪とか重いテーマをしっかり表現しているから見応えはあるよ。
どうして幸乃はあんなに生きることをあきらめてしまっているのか。気持ちは分かるけど、実際やってないんだから死刑はおかしいでしょ。慎一と生きていけばよかったんじゃないの?慎一は幸乃のために一生懸命やってて信頼できる人なのに。本当に幸乃のことを大切に思っていたよね。丹下だって協力するようになって幸乃は決してひとりじゃなかったはずだよ。幸乃だってまだ若くて本当はキレイなんだからいくらでもやり直せると思う。だけど、どうにも過去に受けた色々な傷が癒せなくて心を壊しちゃったのかな。あんな最後を自分で選ぶなんてあまりにも悲しくて悔しい。
ドラマは原作とは少し異なり、様々なアレンジがあり面白い!!!
死刑囚と幼馴染の関係が精密に描かれていて好感が持てる。
これまで見たWOWOWのドラマははずれがなかったが、イノセント・デイズも心に残るドラマだった。
妻夫木聡も竹内結子も適役だと思う。
悲しいドラマで暗澹たる気分にさせられるが、次のエピソードを早く見たくなるドラマである。
ドラマに出演する俳優が適材適所で、物語に深みを与えている。
ドラマの流れはゆっくり展開していて、過去からの出来事を丁寧に描いているので感情移入しやすい。
クオリティの高いドラマを見ることができて良かった!
小説が出ていることは知っていて、読もうと思いつつ読んでいません。なのでストーリーは知りませんでした。
そういえば妻夫木聡さんをドラマで見たのはひさしぶりかも・・と軽い気持ちで見始めたのですが、そんな気持ちが吹き飛びました。このドラマを作る側としても関わってるらしいと知ってからはなおさらです。
自分だったらこんなに人を信じられるだろうかと、そう思って見ていました。思ったことは他にもたくさんありますが、これからこのドラマを再び見るときがあるとしたら、また別のことを考えると思います。
ドラマを見たあと、すぐに小説を読もうと思いました(忙しくて実行してませんが・・)。
原作を読んだ後に視聴したが、原作に近い形で作られていたと思う。
配役も合っていて、特に竹内結子の幸の薄い演技が良かった。
こんな人生を送らざるを得なかった幸乃は、
最後に何を思うのだろうと悲しみ、虚しさが心に残る話。
自分が落ち込んでいる時に見るのはやめた方が良いと感じた。
しかし、元々明るい話では無いので、映像が暗いのは仕方無いと思うが、
終始薄暗い感じで淡々と進んでいく。
そのため、面白い(はまる)という感覚は無く、
原作を読んだことがあるからこそ、意地で最後まで見たいと思えたが、
読んでいなければ、途中で飽きてしまっただろうなと感じた。
妻夫木聡さんと竹内結子さんの、「ランチの女王」以来の共演ということで、ファンとしてはとてもうれしい作品になっています。
二人の役どころは前回とは全く異なっており、二人とも俳優としての経験を経ているので、演技力がかなりパワーアップしています。
ストーリーが複雑で、ミステリー要素が強いです。ひとつの事件について進んでいきますが、真相がまったく読めません。
最後の結末は、あれでよかったんだろうかととても考えさせられます。ハッピーエンドとは言いがたいけど、本人にとってはよかったのかな。ぜひたくさんの人にその意味を考えてもらいたいです。
幼い頃からメディアを通して、親を通して、友人や関わる全ての事柄を通して刷り込まれてきた先入「事象そのものへ」という現象学の概念を思い出した。人は嘘をつくし、想像も嘘をつく。真実というものは一体どこにあるんだろう そんな思いで見ているとグイグイ引き込んでくる展開に息を飲むし これから先に何が待っているんだろう?と思える展開が凄く良かった 人間というものはきっとそうやって生きていく事になってるんだろうな それすらも楽しめる人が生きる それこそが人生と言えるものな気がする
そんなドラマを見れて良かったし知れて良かった