とてもとても考えさせられたドラマでした。
戦時下の壮絶な人々の生活もリアルに描かれています。
特に後半は息をも呑む展開です。
時限爆弾で一瞬で命を落とす幼い義姪。
義姪を助けられず自らも右手を失った主人公。
娘を失った怒りを主人公にしか向けることのできない義姉。
後に養女となった女の子のお母さんが原子爆弾で被爆し、
幼い我が子を連れて町を徘徊する姿は涙なしでは見られませんでした。
俳優陣の演技力も素晴らしい。
今の平和な世界は、この世界で強く生きてくれた人たちのおかげで
成り立っているのだと感謝してやみません。