4.5
出演者 5.0
ストーリー 4.5
演技 5.0
映像 4.5
青天を衝け 第40話
最終回前になり、これまで栄一のそばにいた人たちが次々と亡くなってしまいました。時代は大正へと変わり戦国や江戸時代と比べると寿命も延びているものの、やはりドラマで親しんできた人たちが亡くなる流れは寂しいものがあります。それでも喜作や慶喜は比較的穏やかな最期を迎えた印象が強く、そこはよかったなと思います。しかしひとり取り残されつつある栄一が敬三に頭を下げるシーンは複雑でした。喜作の「向き不向き」の話を聞いた後だっただけに、余計にそう感じてしまいます。
栄一のスピーチシーンはさすがの一言。今回に限らず全編を通して脚本としてあえてそうしているようにも感じますが、時代は違えど現代にも通じるところ...