2.5
出演者 2.5
ストーリー 2.5
演技 2.5
映像 2.5
リコカツ 第3話
自分たちの離婚を進めたくとも、周囲に巻き起こる怒涛の変化に対処しているうちに相手の魅力に気がついていく……という展開が今回も描かれていた。紘一という人物の「やばいかも?」という点は割と1話でバーンと出されたっきり、2話3話を見ている分にはけっこう薄れているので、「この人いい人じゃない?」というエピソードが続いていく。結局勢いだけで離婚と早々に言ってしまったことが問題なだけで、普通に話し合ったり向き合ったりすれば済むことじゃないのー?と思ってしまったり。まあ、結婚も半ば勢いという部分もありそうなので、そりゃこの2人じゃそうなるのも分かるってことなのかな。
「男」や「女」、「結婚」というものをテンプレ的に描くことでそのいびつさを立ち上がらせる……と、したいのかもしれないけれど、そこからの逸脱先も結局テンプレ的な表現に収まってしまっているのがとても残念かな。