大団円っぽく終わって良かったかな…という思いとともに、
感想としては、大きく期待してた割には可もなく不可もなく。

やたらこじれたり、こじらせたりされると疲れるので、さばさばさっぱりと見られたのは良しですが。

とはいえ、けっこうな大事件やドラマチックな出来事があちらこちらで勃発している割には…
みんな穏やかすぎる感じでしたよね。これって脚本・北川悦吏子さんの価値観が前面に出てた？
と思うほどのサバサバキャラの大集合。それが悪いというわけでもないのですが…

主要キャラが全員いい人で、見ていてストレスがたまらなかった分、残るものが無かったなぁ…
主人公の母娘はもちろん、岡田君も遥ちゃんも、漱石も沢村一樹も、整骨院の先生も、トヨエツさえも、
さらに、おだやの面々も、編集の面々も、ご近所さんも、みんなみーんないい人で…。
蓋をあけたら、心温まるファミリードラマって感じでした。

このタイトルとストーリーもちぐはぐになってしまった気もします。

キャラがすごく立ってるので、楽しく見ることができたのですが、
完全に白黒つけず、結論は出さず、続きがあって当然というように期待させるような作風が果たして良かったのか…。
見終わってすぐは判断つかない状態ってのが正直な感想。
かあちゃんの小説家人生が成功していくのか？二人のマンガ家としての未来は？、そして恋の行方は…？
どうなって行くのでしょうか？

違う言い方をすれば、ドラマが始まる時と終わった後で、何も変わらないけど、
皆の相互理解が深まり、さらに絆が深くなりましたとさ。…という一件落着ハッピーエンド？

ま、とはいえ、年末や年始に、数年後の後日談スペシャルやったら、きっと期待してみると思いますがね（(笑)）