先週から引き続き、寿限無と御山の関係を描きつつ、第5話では御山家の家族旅行の話しへとシフトしてゆく。

寿三郎が笑っている写真は、寿一がなぜか忘れてしまっていた母親が撮ったものだと判明し、この写真を超えられないかもしれない、でも超えたい！という寿一の熱血ぶりで家族旅行へ向かってコトが進んでいく。先週の寿限無問題があったのでじっくり寿限無と御山のあり方を描くのか？と思わせつつ、次の展開へとドライブをかけながら寿限無と寿一、寿限無と御山の関係の変化をみせる。とはいえ、しっかりと寿限無自身も描いているので、先週見たときの気持ちが置いてけぼりになることもなく。相変わらず感情があちらこちらへと揺さぶられる、見応えのある回だった。

寿限無の、自分が跡を継げた、我慢しなくてよかったんだ、という叫びに胸が痛くなる。そして、どんなに腹の底から怒っていても、寿三郎が転倒しそうになったら手を差し伸べるんだよね、寿限無。

と、これ以外にもテンポよくさまざまなことが語られているドラマなんだけど、今日はひとまずここまで。