4.5
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-
俺の家の話 第3話
寿一のプロレスと能で揺れるところと、寿三と寿一を含む家族との葛藤、さくらの立場がわかる第3話。
寿一がプロレスで稼いでる間に、寿三が転び、病院に運ばれてしまう場面から始まる。
今回も、クドカンワールドが炸裂。
例えば、能とプロレスで揺れる寿一のリングネームを、世阿弥と使うところ(高砂の作者) や、それを、コミカルに描けるところ。寿限無に寿一が、プロレスと能を両立してもいいか問うシーンでは、能は神に奉納するものだ、とさりげなく教えてくれている。
プロレスに詳しくなくても、お金周りや、どのように興行をしているなどがわかるところ。
『介護にまさかは無い』 、や介護保険を、寿三の要介護から要支援に変わるところは、良く勉強されているに違いない。
また、始めは認知症かと思った寿三が、正気をとり戻すも、家族にはボケているふりをするなど、切なくなるさせる。
一方で、寿三とさくらのシーンで、寿三が」「風呂敷のたたみ方がわからなくなった」 と言う場面があるが、さくらが、「いいんじゃないですか?」 と優しく返すところは、それぞれの問題があっても、受け入れる姿勢が寛大に表現されている。
今後も、クドカンがどう仕込んでくるか、楽しみだ。