5.0
出演者 5.0
ストーリー 5.0
演技 5.0
映像 5.0
おちょやん 第22話
主に舞台演劇で活躍した女優さんがモデルと言うこともあって、毎回じゃないけどちょこちょこと舞台演劇的な演出が入る。今回のカフェーでひとりになった千代ちゃんのところもそう。気丈に振る舞ってた千代の本音が照明演出だけで表現されてる。
映像作品のドラマなのにそういう表現を入れてくる潔さとともに、演劇ってやっぱりイマジネーションの世界なんだな~と改めて思い知らされた。
映像作品はライブの演劇と違って編集や合成でも表現の幅が広がるけど、その場の演出だけでどう見せてどう感じさせるか、朝ドラとして王道なストーリーながら非常にチャレンジングなことをしているように思えたな。
何もかもを説明してしまう映像作品も増えてる中、見てる我々もきちんと作品を「見る」ための想像力を鍛え続けないといかんな、と改めて思えた回でした。