4.5
出演者 5.0
ストーリー 4.0
演技 5.0
映像 4.5
危険なビーナス 第10話
母親殺しの犯人、各種事件の犯人、大切なもの、その行方、明人くんの生死、そして楓さんの正体と数々の謎がいっぺんに明らかになった最終回。
犯人はもしかして?と思っていた人そのまんまでちょっと拍子抜けではあったけど、大切なものの隠し場所を思いついて発見するくだりはなかなか迫力もありつつ、なるほど伯郎じゃないと思いつかなかったかもな、と納得。
犯人探しのミステリーという点ではもうひとつかな~という印象だったものの、ヒューマンドラマとして見るとなかなか面白い。矢神家というドロドロ上流階級、謎多きヒロイン、そして優しく頼りない主人公というセットは、少なくとも人間ドラマ的にはわくわくする組み合わせだったよ。
そして毎回続いていた伯郎の妄想タイム、すべてはこの最終回のためにあったのか!と思ってしまった。あと5分でも時間延長できていたら、もうちょっとしまりのある演出ができたように思えたけど、それでもよくまとめてくれたと思う。
何より蔭山さんといういい女に出会えたしね!