このお話、そもそも悪い人が一人も出てこないという心洗われる作品なので、とても見ていて心地よい。
ただ、林遣都くんの置かれた境遇のみが最悪なだけで、それをネタに回りのイイ人たちが、イイ子の二人を持ち上げていく…という、とても気持ちの温まる物語だからだ。

そんな中でも今回(6話)はもう、最高の回。神回と言っても過言ではない。スッキリさっぱり没入。そしてあくまでも、どこまでもいい人ばかりが上手く絡んだ上でのクライマックス。最高の観覧車ラスト。林遣都くんの独白とそれに静かにうなずく姉ちゃん。涙腺ダダ洩れだ。

姉ちゃんの性格や林遣都のウジウジが気に入らないという人もいるみたいなのですが…、
その二人を含め、弟たち、親友の奈緒、仕事仲間、おじさん、吉岡真人くんサイドの人たち…もう優しすぎて最高だし、そんな彼らに囲まれて、やっと素直になれた真人くん、よかったね。よかったよぉ~。涙…

と、ひとしきり喜んだうえでの来週の展開…。
最悪だぁ。あーあ、とうとう来ちゃったよぉ。今回最大の悪役である『モトカノ』の襲来だぁ。たのむぅぅ～。もうこれ以上、姉ちゃんと吉岡くんを苦しめないでおくれよぉぉぉ。

と、お願いしたところで…次回も楽しみに待ってまーす。
最後の展開によっては、今期ベストに入れても良いと思っている本作ですので期待値最大。