5.0
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-
あのコの夢を見たんです。 第1話
仲野太賀さんの活躍が目覚ましい。
もともと演技力が抜群の方だけども、『ゆとりですがなにか』辺りからどんどん独自のゾーンを開拓していってる感がある。
そんな彼が、南海キャンディーズの山里亮太さんを演じるという。き、気になる……。ということでドラマ『あのコの夢を見たんです。』第一話を観た。山里さんの短編妄想小説集を映像化したものだ。
冒頭、いきなり赤いメガネを身につけた太賀さんが登場。山ちゃんだ!という感動がある。ルックだけでなく、雰囲気等々、寄せていて面白い。
ちなみに本作は、毎回多彩な女優×女性監督のコラボが楽しめる構造になっていて、キャストはこんな感じ。
中条あやみ 芳根京子 森七菜 飯豊まりえ 大原櫻子 山本舞香 大友花恋 白石聖 鞘師里保 池田エライザ
監督はこんな感じ。
大九明子 瀬田なつき 枝優花 松本花奈
豪華……‼︎
太賀さんはある種の語り部的なポジションで、彼が書いた小説が劇中劇として展開する。第一話では、中条あやみさんがモテすぎて逆にフラれたい女子高生役。彼女は自分をフってくれるサービスに登録して、いろんな男性と出会い、フラれることで充足感を得ていく。なかなか現代的なお話で、最後には「おお…」という展開もあり面白い。
そのフる役として、太賀さんも出演。彼の絶妙な間や空気感、笑いの演技が楽しめて、終始ニヤニヤしながら見てしまった。
女優×女性監督のコラボの中で、太賀さんが七変化する姿まで楽しめる。これは非常にアツい内容と言わざるを得ない。