半沢直樹 最終回
今クールのドラマ、話題を独り占めしていた「半沢直樹」が最終回を迎えました。
パート2も2部構成。
1部の東京セントラル証券編は文句なしの面白さ!
2部の帝国航空編、序盤は1部にひけをとらない面白さ…だったのに7話、8話あたりは過剰なほどの顔芸演出に、何かコントを見せられてんじゃないかと感じた…
顔芸のせいでストーリーに集中できなくなっていました。帝国航空編を観るのを断念しようと思ったほど。
TVログで帝国航空編のレビューを書いてないのは、それが理由である。
だが最終回直前の9話では本来の半沢直樹リズムを取り戻した。
堺雅人さんの熱演も爆発。
そしてなんと言っても箕部幹事長役の柄本明さんのラスボス感がもう凄まじかった。
今までの敵キャラが小物に感じるほど。
今までの敵キャラは登場からトップギアで「THE・敵」感を表現してきたが、柄本明さんはじわじわとボルテージを上げてきた。振り幅がハンパなかった。
この人が昔、志村けんさんとコントやってる人とは思えないほどの凄み(笑)
倍返しならぬ、1000倍返しという名言を放ち、最高のボルテージで9話は終了。
その勢いのまま最終回はスタート。
結論から言うと
最高だった!
100点満点の最終回!
新体操で例えるなら最高の着地でフィニッシュした感じ。
これなんだよ!
半沢直樹の「これが見たかったんだ!」がぎっしり詰まっていた!
ラスボス柄本明さんを多数のマスコミがたくさん集まる中で証拠を突きつける!
スカッとした〜。スカッとジャパンを2ヶ月分観たに値する!
箕部の悪事を知った白井大臣も味方につく。
黒崎がいる国税庁も動き、証拠を入手。その証拠を大和田が預かり、半沢のところに渡しに登場する。
最後はみんなが力を合わせた!
どうだ!これが1000倍返しだ!
生放送特番でも話題になっていた
アンジャッシュ児嶋さん演じる秘書の笠松が最終回のキーマンになると言っていましたが
素晴らしいキーマンっぷり。
バラエティであんなイジラレまくるのにドラマではその雑念を一切払拭できる。
今回の笠松役でさらに役者として株を上げたなと(先輩なのに偉そうにすいません…)
最後は
今回の責任を取り辞表まで書いていた半沢だったが
大和田が『お前が頭取になって銀行を立て直せ。それがケジメってもんだろ』と
半沢の辞表を破り捨てた。
気になる大和田のセリフは
『あばよ!!!』
柳沢慎吾さんのあの名ゼリフを大和田の口から聞けるとは・・・
アドリブが多かったと言うから
このセリフもアドリブなのではないか?
この終わり方
パート3を期待してても良いってことでしょうか?
今回同様7年かかってもいいです!
だから続編やってください!!