第3話のタイトル「分岐点」
本当に分岐点だな、と思わせる内容になっていた。

印象的なピタゴラスイッチのパチンコ玉のシーンで示されていたように、いくつもの障害物にあたり紆余曲折生きてきた人を最後にすくい取れるか、取りこぼすか……。4人の少年たちを警察官が各自確保するために追いかけていったが、伊吹や志摩に追いかけられていた少年と九重に追いかけられていた少年は人生において別々の道を進むこととなってしまった。この時、少年たちは「誰に追いかけられるか？」を選ぶことはできない。九重のような「自己責任論者」はキキョウの言っていた「社会全体が子供をすくい上げること」を理解しようとしないけれど……。さて、その先には何が待っているんだろう？

1話で息吹の言っていた「誰かが最悪の自体になる前に止められるなんて、機捜はいい仕事だ」というセリフがこの回でも重くのしかかる。そして、志摩の言っていた「誰と出会うか、出会わないか」

息吹は志摩と出会ってよかったし、志摩も息吹と出会ってよかった。

しかし最後に菅田将暉とはね！
は〜。ここ何年も菅田さんTBSのドラマに出てないから、いつか見たいと思っていたんだよ！野木作品で！塚原演出で！嬉しすぎてのけぞった。いつか菅田さんメインの野木×塚原作品がみたいよー。