最終回。
運動場のピッチ。
センターラインをはさんで白いジャージの安達さんと赤い服の少女。
紅ショウガ、紅ショウガのてんぷら、紅ショウガの
ちくわ詰め…と紅ショウガ尽くしの料理が赤い三段のお重にぎっしり。
安達さんに少女が無理矢理食べさせている。
安達さんの母親は妊娠中に紅ショウガばかり食べていたと少女。
少女は安達さんと母親をつないでいた「へその緒」だった!
「赤」が象徴的。いのちをつなぐ「血」、血縁を意味していたの
でしょうか。
母親とケンカをした日、母とのつながりの象徴である「へその緒」を
勢いでゴミ箱に捨てていた安達さん。でも、ゴミ箱...
最終回。
運動場のピッチ。
センターラインをはさんで白いジャージの安達さんと赤い服の少女。
紅ショウガ、紅ショウガのてんぷら、紅ショウガの
ちくわ詰め…と紅ショウガ尽くしの料理が赤い三段のお重にぎっしり。
安達さんに少女が無理矢理食べさせている。
安達さんの母親は妊娠中に紅ショウガばかり食べていたと少女。
少女は安達さんと母親をつないでいた「へその緒」だった!
「赤」が象徴的。いのちをつなぐ「血」、血縁を意味していたの
でしょうか。
母親とケンカをした日、母とのつながりの象徴である「へその緒」を
勢いでゴミ箱に捨てていた安達さん。でも、ゴミ箱に捨てたままで
回収には出していなかった。
今まで安達さんに上から目線だった少女。安達さんに栄養を運び、
立派におなかの中で育てて世に送り出したという自信からだったのか。
その少女が安達さんに「捨てないで」と泣き叫ぶ。下から目線で
お願いする。
安達さんもゴミ箱からへその緒が入った箱を拾い上げて号泣。
このふたりの感情を爆発させて泣く演技が圧巻で胸を締め付けられ
ました。
そして、引っ掛かっていた前回捨てたか、捨てられなかったか
あやふやになっていた妊娠中に着ていたスウェットは
捨てていなかった!
安達さんは捨てることをやめ、ものにまみれて生きていくと宣言。
「安達さん」という女性の娘、母、妻、俳優の4つの役柄を
見事に演じた安達祐実さん。
今期一番のすばらしいドラマでした!!