1.5
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-
M 愛すべき人がいて 第3話
この素っ頓狂な物語も3話を迎えた。どれくらいの人が今も見続けているのだろう。自分でも何をしてるんだと思いつつ、この感想を書くために私は再び『M愛すべき人がいて』の3話を見ている。昨日たしかにリアルタイムで見たはずなのに、田中みな実演じる眼帯女の「私ね、眼帯をしてる方の片目が見えないんです……」に当たり前だろと思ったことしか覚えていない。
第3話「お前はアーティストになるんだ!」で起きたトピックは、アユのソロアーティストデビューが決まったことと、アユのおばあちゃんが亡くなったことだ。同期からの嫉妬や孤独を乗り越えて出来た曲が「A SONG FOR ××...」で、大好きなおばあちゃんとの別れと引き換えに生まれたのがデビュー曲となる「poker face」らしい。
世間的な評価はわからないが、今作は未だに再現VTRの域から出ていない気がしてる。リアルタイムで見ているときにツッコミたくなるところはあるものの、改めて感想を書こうとすると全く何も浮かんでこないのだ(自分で好きに書いてるくせにこんなこと書くのもなんですけど!)本業が役者ではない田中みな実に全てのオチを任せているのも、やっぱり酷だと思ってしまう。だけど、物語の端々で流れる浜崎あゆみの歌は今聞いても良い曲ばかりだし、どんな台詞やどんな芝居を向けられても顔色一つ変えずにMAXマサを全うする三浦翔平には一生ついていくと決めた。
どこか浮世離れしているドラマのようにも思っていたが、コロナの影響を受けて、来週からは特別放送が始まるらしい。特に思い入れがある作品でもないが、こうなったら意地でも完結してほしいと思う。アユとMAXマサの物語を見届けないことには、私は夏を迎えられそうにない。