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エール 1話〜120話のあらすじ、放送時間、出演者、脚本家、主題歌、原作、エールが見られる動画配信サイトの情報を掲載。 エールの口コミ(口コミ)・感想・評価を投稿する事ができます。
3.7
(205件の口コミ)
出演者 3.9
ストーリー 3.8
演技 4.0
映像 3.8
(205件の口コミ)
NHK総合
初回: 2020年03月30日
最終回: 2020年11月27日
NHK総合 月〜金 08:00-08:15

口コミ

2.0
出演者 4.0
ストーリー 1.0
演技 3.0
映像 3.0
エール 第25話

ファンレターで恋愛が進んだりするか?
素人なのに演奏会なんてできるの?
詐欺にあったけど仕方ないねで流しちゃっていいの?
「そんなアホな」とツッコミたくなることがすべて史実だという。

だけど見るほうは(少なくとも私は)腑に落ちてない。
それぞれのエピがドラマの中で消化しきれていないのに
史実だからで押し切っていいのかな、とモヤる。

なぜかと考えてみたら、
ドキュメンタリーではないから。ドラマだから。
どういう物語を綴りたいかというテーマの中に史実を組み込んでいく、
つまり点を線にしていくことが創作という仕事ではないのかと。

例えば、結婚式の馴れ初めビデオをつくるとする。
仮に「新郎新婦はナンパで出会った」のが事実だからといって、
それを生で出しますか。
「新郎が声をかけたのがきっかけですが、
新婦は初対面でトキメキを感じたそうです」みたいに言いませんか。
「罵り合って一度は別れたけど復縁した」なら、
その驚きの事実だけでなく、
「他の人と遊びに行っても比べてしまう自分に気づいた」などと、
復縁に至るまでの葛藤について描きませんか。
そうやって初めて、
「幸せなゴールにいたった二人」というテーマに沿った
「物語」として完成するのではないですか。

嘘をつけとか、脚色で塗り込めろと言ってるんじゃない。
史実が衝撃的であるほど、
その背景を描いてくれないと腑に落ちないよと。
そこに至った経緯や及ぼした影響があるはずだから
むしろそれが一番おもしろいんじゃないのかと。

ドキュメンタリーはリアルでいいけど、
ドラマにはリアリティが大事でしょと思うわけです。

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