予想はしていたけど…好き。
すんごい好き。

自意識過剰で優柔不断な堅い兄・古舘さんと、クズで調子いいのに人間としては何となく間違ってない感が漂う弟・滝藤さんがドンピシャハマってて、このまま上手くいけばそれぞれ代表作になりそうな予感…そして振り切れる女・芳根京子ちゃんがチャーミング！初回ゲストの血まみれ市川実日子さんは圧巻だし、あと、一挙放送の『カルテット』と併せて改めて認識したけど、私は役者としてのクドカンがどうやらとても好きらしいw
いや、あのヌルい空気感はなかなか出ないでしょ？出ないよね？？？とにかく好き。

これだけ“痛い”登場人物が集まって結構エグい離婚話を軸にナナメ上の有り得ない物語が展開されていくのに、なぜか出てくる人が皆愛おしく、優しい気持ちで見ていられるこの世界観。
最後、二路がガバッとサインした時には私文書偽造だろうが何だろうが爽快感すら感じたもんな。いや〜すごいな〜！

野木さん脚本の“語り過ぎないのに核心をつく”セリフの数々。そのニュアンスがゆる〜い世界観と相まって、俳優さんたち個々の“味”がメッチャ生きたドラマになってる気がする。

現代用語の基礎知識とか誕プレのバールとか、拾うまでもない小ネタも愛おしくて…来週もメッチャ楽しみなドラマです！