4.5
出演者 3.5
ストーリー 3.5
演技 3.0
映像 4.5
高嶺の花
ドラマの物語性というより石原さとみ(役名月島もも)の際だった美しさに関心がありました。ぷーさん(風間直人)の教訓めいた説得力ある会話もなるほどと思わせる事がありました。
華道家の家元という設定ゆえにしっとりとした和服姿は逸品でした。美しさもさることながら凛としたたたずまい、あでやかな表情を見ているだけで儲けもんです。
キャパ嬢の華やかな衣装、思いっきりのいい口調、はまり役だと思わせる演技が良い。最終回のぷーさんと結婚して華道を楽しんでいる彼女が本当に幸せそうでいい表情をしています。一つ一つの場面でどのような状況どのような衣装をまとっていてもありだなと思わせてしまう彼女の存在感が凄いです。これだけで見る価値ありですね。
良かったなと印象に残るシーンは
ぷーさんが酔っぱらったももをおんぶしながら会話するシーンで、「マリリンモンローの美貌とアインシュタインの頭脳を持ち合せたら凄い」という話から「それが逆になったら大変だ」という展開でももがふと「自分は馬鹿か?!」と気付く。このやり取りが上手い。