相手の表情などから非常に多くの情報を読み取って捜査をしていくサスペンスで、私自身心理学に興味があった事もありぶっ続けで見入ってしまう面白さ。
心理学というと難しかったり堅苦しさもありますが、話の展開がスピーディーですし1話完結なので気軽に見やすいのでオススメ。
シーズン1からファイナルシーズンまで、ただの刑事ドラマと違い連続殺人鬼のレッド・ジョンの正体が全く見当がつきません。。。。
最後のシーズンまで一度、見たら正体が気になってしまい最後まで見続けてしまう面白さです。
しかし、勝手にイメージしていた人物像とあまりにも違っていたのでレッド・ジョンの正体がまさかの保安官という展開には意外過ぎて驚きと言うより少しあっけに取られてしまいましたが、最後にジェーンとリズボンがハッピーエンドなって良かったです。
メンタリストは、カリフォルニア州捜査機関(CBI)で働くパトリック・ジェーンが主人公の第7シーズン完結の米ドラマです。
ジェーンは元詐欺師で天才的な記憶力、洞察力を持つ犯罪コンサルタントという異色の経歴の人物で、心を読んだり催眠術をかけたりする能力も持っていて人の言葉や仕草で犯人を見抜き追い詰めていきます。
妻子を殺したレッドジョンという犯罪者を追い続け、その間に様々な事件を解決していくのがテンポよく飽きないし、上司であるリズボンとの掛け合いが楽しく、恋愛がゆっくり時間をかけて成就していくのが良かったです。
ジェーンが鋭い洞察力で事件の関係者の生い立ちや心情などを言い当てていく様子が、見事で小気味いい。また思い切った仕掛けで犯人などを罠にはめ、事件の真相が暴き出されるのが見事でおもしろいです。いつも「えっ?」と思うような意外な展開が楽しめます。登場人物も個性的です。できる女ボスのリズボン(ジェーンに翻弄されているものの一番の理解者)をはじめ、同僚のチョウ(冷静マッチョ)、リグスビー(イケメン風、感情が顔に出るタイプ)、ヴァンペルト(美人!)など。難事件の勃発→解決の中に各キャストの私生活も絡んできたりして、毎回目が離せないドラマだと思います。
自由奔放な操作手法で犯人だけでなく周りも混乱させながら事件を解決していくパトリック・ジェーンと、彼が捜査協力しているCBIの捜査チームのリーダーであるテレサ・リズボンとの絶妙な信頼関係が爽快で、凄惨な事件が多いにも関わらず暗くなりすぎないストーリー展開で魅せてくれます。
宿敵レッド・ジョンとの対決で終わってしまうかと思いきやその後のパトリックとテレサとの新たな関係まで描かれており、終わり方もスッキリとしていてファイナル・シーズンまできっちり楽しめるドラマです。
民間の人間が捜査機関のコンサルタントになるという設定は結構使い古されている感があるがこのドラマは偽霊能者で元詐欺師という肩書の男パトリック・ジェーンが心理学を駆使して事件解決するというのがスタイリッシュでかっこいい。。。。
またいつも笑顔で爽やかなのに家族を殺した犯人を探すためカリフォルニア州捜査局、通称CBIに協力するという動機も応援したくなる。個人的にはジェーンの相棒のテレサ・リズボンの絡みも好きだが同僚刑事のキンブル・チョウの肉体美と顔色一つ変える事なく犯人を確保する姿が楽しい。
ジェーンに振り回されながらも信頼を深め、最後には恋愛関係になるリズボンのキャラクターがよかったです。また、シーズン6の途中からジェーンとリズボンがFBIに入りますが、その際にずっと一緒のチームのメンバーだったチョウも律儀なキャラクターも好きでした。
そして、一番好きなエピソードはシーズン6のラストとシーズン7の冒頭になります。リズボンがFBIを去ろうとしたときにジェーンが自分の本当の気持ちに気づいて追いかける姿が亡くなった妻子のことを乗り越えて新しいステップに進んだ感じが素敵だと思いました。