




当時、キムタク ファンだった僕は目頭が熱くなったのを覚えている。
このドラマが放送されていた時代は、どうしても政治家というとダーティーなイメージがあった。
そんな中、あり得ないんだけど、もしかしたらあり得る「35歳の総理大臣」というストーリー。
3話では総裁選の模様が繰り広げられる。
目頭が熱くなったのは、なんと言ってもキムタク 演じる朝倉啓太が真摯に語りかける姿。
ぶっちゃけ先週も見たけど目頭が熱くなった。というかちょっと泣いたかも。
木村拓哉が総理大臣に!最初は、驚きました。
本当に、あらゆるジャンルの職業を演じてきた木村拓哉さん。
さすがに、総理大臣はないだろうと思っていたら、なんとまさかの総理大臣!
あんな、カッコいい総理大臣がいていいのでしょうか?
しかも、不正は許さない。内閣の疑惑については自分でさらけだす。
今の政界に、必要な人材を見事に演じていましたよね。
あまりにも非現実的ではあるえれど、一縷の希望を抱かせてくれた総理大臣でした。
実は、エキストラに参加させてもらったのですが、選挙カーの上で、長いセリフを言う場面で、初夏で暑かったのにも関わらず、私たちと同じ目線でその場にいてくれました。
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なにより一番印象に残っているのは最終話。
22分30秒もの間CMもなしのノーカットでの演説シーン。
いろいろと記事にもなったりしたので知っている人も多いだろうが、22分30秒もの間ミスなく話続ける演技は圧巻だった。このドラマを見ているときには、こんな熱をもって、自分達にそれを見せつけてくれる総理なら、なんてことも思ったりした。
この総理を演じながらの22分もの名演説は、平成ドラマ史どころか、日本のドラマの名シーンとして語り継がれてもいいのではないかと思わせられたほど。
総理を演じて、ということもあり、今となっては話題にあがることもないが、名シーン、名演技だと思う。