3.5
出演者 5.0
ストーリー 3.5
演技 4.0
映像 4.0
ラジエーションハウスⅡ 〜放射線科の診断レポート〜 第12話
完全に総集編が中心で、後日談は、ごく僅か💦
ただ、裕乃（広瀬アリス）が主人公で振り返るのは、只の総集編ではない感じで、それは良かった。
いつもの2時間SPの総集編より1時間の方が見やすくて良い。
大樹君（田中奏生）、大きくなったね。
新エピソードかな？と思ったら半分くらい総集編。
でも、広瀬さんメインでおもしろかった。今シリーズは広瀬さんが成長してすごく目立ってた分、五十嵐さんは出番控えめだった気がする。
前シリーズのラストもちょっと流れてなつかしかった。
五十嵐さんは天才だけど、ひとりで全部解決するのではなく、ラジハのメンバーそれぞれが活躍する構成はいいな。
だいたいオチは予想できたけど、医師も診察しただけでは病気を特定できないことがあるし、検査をしないと適切な治療はできないから、検査技師もすごく重要なポジション。
医療関係者だけじゃなくて、どの業界でも必要ない人はいないんだよね。
まあ、重要度には違いがあるけど...
最近の、この月９のパターン、マジでやめて欲しい。
最終回やった後で総集編やって、その最後に後日譚的な未公開カット入れるんだよね、またいつものように。
視聴率取れないから、打ち切りの代わりにそれやるの？それとも劇場版対策のためのおさらい？最終回は最終回でキッチリと終わらせてほしいです。
さて、本編の感想ですが、
このドラマ、放射線科、放射線技師という新しい切り口の医療ドラマという意味では良かったんだけど、
シーズン２に入っては、残念ながらほとんど盛り上がらなかった。毎回新しく出てくる患者さんや症状は興味深くていいのです。
たぶん、全編通してのゆるゆるな雰囲気、まったりしたドラマの作り、...
最終回だけどいまいち盛り上がりに欠ける内容。
五十嵐さんと杏ちゃんの同級生・郷田さんが原因不明で全身に疾患が出て
次々とさじを投げる医師たち。
実際、珍しい症例だったら治療して病院の名をあげるチャンスだと思うんだけど
そんなリスクを冒す医者はいないんだろうか・・。
せっかく杏ちゃんやラジハのメンバーが働きかけても、院長が脅しかけて止めちゃうし、
その原因が病院の経営のためだと開かされると、あっさり手のひら返していい人になっちゃうし
無理やり悪役作らなくていいんじゃなかろうか。
これまでは技師が余計な口を出すなってよく言われてたけど、
今回は杏ちゃんが放射線科医は余計なことするなって言...
ようやく渚さんの謎が明かされた。
これだけ親身になってくれる人が担当だと心強いけど、
医師でも失敗することはあるんだろうし、すべての責任を背負っていたらとうてい続けられないんじゃなかろうか…。
看護や介護の仕事をしてる人が、少々ドライになってしまうのもわかる気がする。
そして、今回は鏑木先生にスポットが！
2期になってからはあまり目立たず、陰ながらラジハのメンバーを支えてきたけど、
副院長という立場もあり、板挟みになることも多いんだろうな。
院長に逆らって決断を下してくれたところは泣けてしまった。
やっぱり鏑木先生が一番好きです。
そういえば杏ちゃんまだ五十嵐さんのこと思い出してなか...
親は子の幸せを願い、名を付ける。名前はその体を現す、で始まる第9話。
自分を取るに足らない石だと思っているラジエーションハウス技師、田中の居場所を探す話。
アレコレとチャレンジするも、どれもものになれない田中。
そこへ自分と同じ境遇の人、造影剤の営業、山田と出会う。が、彼は田中と違い、並々ならぬ努力をしていたと見せ付けられる。それをラジエーションハウスの仲間達がおちょくりながらも、田中をバックアップする。
五十嵐が耳小骨に例え、どんな人間にも役目、居場所がある事を田中は知らされるのだった。
それにしても大島先生の患者とは❓謎は解き明かされるのか？
前期の最終回で突如ラジハに現れた田中さん。
軒下さんともキャラかぶりしてるし、あんまり存在意義を感じなかったけど、田中さんにもこれまで歩んできた人生のドラマがあるんだなあと感じた。
運の悪さからこれまで就職した企業が相次いで倒産や買収にあい、リストラされてばかり。運命の相手と信じた妻からも捨てられ…
一見悪い事ばかりのように見えるかもしれないけど、リストラされるたび新しい会社に就職して、さらに40過ぎてから放射線技師を目指し実際に中途入社できて働けているのは並大抵のことではない。
営業の仕事をしているときも、積極的に企画して売り込んでいるし、努力できる才能がある人は、どんな困難にも負...
医療現場では傷跡が残っても命を助けたいと思うけど、
実際何も知らない人が傷跡を目にすると引いてしまうのは事実だし、
広瀬さんのいうように、ありのままでいいと言いながらも外見がいい人を選ぼうとするのが人の心。
若いのに骨粗しょう症で白髪だらけになりながらも必死にダイエットするも、
もともとスタイルのいい妹にかなわないと悩む女子高生にきれいごとは通じない。
顔の形も身長も髪質も痩せやすさも、生まれつきの個人差がありすぎて、
人は平等だなんてとても言えない…。
実際に、子宮や卵巣の病気で下腹部だけふくらんでいることもあるから、なかなか痩せないときには病院受診してみることも必要だなー。
ラク...
今回のサブタイトルが「大切な今を生きる」だがそのメッセージは誰になのか？気になる。
人は時は永遠に続くと錯覚するで始まる第7話。
原因不明の痛みで入院したラジエーションハウスの技師、悠木は”何の目的もない他愛のない、無駄な会話が病人の心を和ませることもある”と、学ぶ。
そして、ラジエーションハウスの仲間たちに励まされ、初めて病人の気持ちがわかる。そこで悠木が倒れる。
すい臓がんの杏の父親が張り切り悠木の診断をすべくテキパキと検査の指示を始める。
治療を受けて欲しかった杏は父親が医師として生きることが父親らしく生きれるのだと思い知らされる。
永遠に続くと思っていた時間は消えていく。だからこ...
今回は、ラジハのメンバーの中でもあんまり存在感のない悠木さんにスポットを当てた回。
予告を見てどんな難病か！？と思ったら、結石だった。
とはいえかなり痛いらしいのであなどれない。
しかし、ドラマも見ながら掲示板の実況スレを見ていたら、たくさんの人が結石じゃないかと言い当てていたので、五十嵐さんが意気込んで原因を見つけ出しますと言うのはさすがにちょっと無理があるかなあ。
医師免許持ってるんだし、症状からわかってもよさそうなもの。
病室で隣のベッドになった末期がん患者との心の交流を経て、ラーメンを食べに行くところまで予想されていたので、もうちょっと脚本がんばって！
悠木さんは無愛想な技...
医療過誤まではいかない診断ミスでの弁護士を絡めた脚本。親の仇か、なんでもかんでも勝ちを取りに来る最悪弁護士の改心物語。
今回はまあまあな回ではあったけれど…。
そもそも、この「Ⅱ」は、正直シーズン１よりもパワーダウンしている感は否めない。
「医療関連ドラマ」は今や王道と言われており、１シーズンに数本は医療ものが登場する。
どの作品でも、医療現場の描写がムチャむちゃリアルで、医療監修とかに凄い力の入れようだ。
そんな中、本作の医療現場は非常に創作的、架空の設定が多く、人間ドラマに徹しているんだろうと思う。
ほとんどが放射線科内だけで済まされるとか、看護師がほとんど出てこないとか、放射...
医療過誤と言う難しいテーマをGenerationsの片寄涼太がゲストに参戦。
個人的には劇団EXILEの鈴木伸之と片寄涼太の同門LDH対決が見もの。
「おにぎりとサンドイッチどちら？」と言う問いかけから始まる第6回。五十嵐のライバルの負けなし辻村に医療過誤疑惑が持ち上がる。そこに有能な弁護士役の片寄涼太が病院に乗り込んでくるのだが…
最後に、”ライバルとは、お互いに認め合い、高め合うこと。ライバルは同士でもある”とおにぎりとサンドイッチの話からの名言も嫌いじゃない。
片寄涼太の「父もこんな病院で診てもらえてたらな」が全てを物語っている結末。今回もまたほっこりと終わるのであった。
辻村先生に医療過誤の疑い。
今回も、五十嵐さんをはじめ、ラジハのメンバーの働きでその疑いを晴らすわけだけど、
医師も人間なんだし、過重労働が続いて1人の患者にあまり時間をかけていられないと、
誤診してしまうのも仕方ないと思うし、実際現実は誤診だらけだと思う。
熱血弁護士さんも、悪徳というわけじゃなく、患者や家族の気持ちがわかるからこそ、
真実を明らかにしたいという気持ちから行動しているので、実際こんな弁護士さんがいたら頼もしい。
辻村先生は前シーズンではちょっと嫌なやつっぽかったけど、患者さんに対しては真摯だし、
ずっと病院に残っていた広瀬さんも頼りにする存在になっている。
杏ちゃん...
温泉が舞台の番外編チックな内容なのかなと思ったら、経費削減がテーマのシリアスな回だった。
1話目で人手不足だからってメンバーを集めたのに、今更リストラとか病院の経営陣もうちょっとしっかりしてほしい。
鏑木先生は頼もしい！
広瀬さんの気持ちもわかるけど、技師長もつらい立場なんだし、何かあったのか察せる大人にならないと…。
五十嵐さんは天才だけど変人って感じだったのに、技師長の気持ちも慮って空気も読めて臨機応変に対応して、ものすごくまともじゃないですか。
病院もお金を稼いで運営していかなきゃいけないので、売上が重要なのもわかるけど、命にかかわることだからなあ。
結構しんみりしてたのに、最...
たまきさん40かあ～。最近の40代の女性はみんな若く見えるけど、それでもこんなきれいな40歳はなかなかいない。
山口紗弥加さんも実際に41歳とは思えない美しさ。あと、ぎっくり腰の演技がすごく自然で、経験ありかな？と思ったり。
たまきさんと技師長は結構相性良さそう！
今時は40過ぎても結婚しない人は少なくないけど、親としては子どもが1人残された後の事が心配なんだろうね…。
でも五十嵐さんの言うこともすごくわかる。結婚したからといって幸せになれるとも安心できるとも限らない。
がん検診は部位によっていろいろあるけど、痛いのとかしんどいのとか恥ずかしいのが多いから、症状がなければつい後回しに...
先週の予告を見る感じ、軒下さんがマッチングアプリで出会った女性にだまされてお金を取られるけど、病気を見つけて治してあげることで見直される…みたいなベタな展開だと思ってたら
見事に裏切られました！いい意味で！
マッチングアプリの相手であるすみれさんが、軒下さんと会ってもピンと来てない感じで、特徴をメモしている様子から多くの男性と会っていて覚えてないのかと思いきや、人の顔を覚えられない相貌失認だった…。
途中からよく目が見えてないか、記憶障害なのかと思ったけど、教師なのに顔を覚えられないのは大変だな…。
最終的に脳の手術をして顔を認識できるようになったすみれさん。
軒下さんは自分よりす...
2話目にして急速に恋愛関係が発展していく感じ！
そういえば五十嵐さんのライバル的な立ち位置のイケメン医師、辻村先生がおりましたね。
前シリーズと比べて技師たちとの仲も良好になったけど、杏ちゃんのことはあきらめてないようだ。
イヤな人ではないし、ストレートな告白は良かった。
それに五十嵐さんが帰ってくるまで何もモーションかけてなかったのも好感が持てる。
個人的には、五十嵐さんはひたむきな裕乃ちゃんの想いに応えてあげてほしいけど、子供のころの約束もあるし、杏ちゃんから心変わりすることはないんだろうなあ。
仕事のこととはいえ、「君がとなりにいてくれてよかった」なんて言われたら、裕乃ちゃんもあ...
帰ってきたラジエーションハウス！
思ったより早かったなーという印象だけど、前シリーズから現実でも2年半経ってて、時の流れの早さに少しビビる…。
てっきりメンバーみんなで五十嵐さんの帰りを待っているのかと思いきや、病院に残っていたのは裕乃ちゃんと田中(誰だっけ)と技師長だけ。
技師長認知症じゃなくてよかったあ(*´Д｀)
相変わらずの元院長渚さんと、なんだかんだ言いつつみんなの採用を後押ししてくれる鏑木先生にニヤニヤしっぱなし。
あまりリアリティないとか言われるけど、ラジハは登場人物のキャラクターが立っていてお約束な展開になるのが楽しい。
やっぱり今シーズンも、技師は医師の仕事に口だ...