終盤に入るまでは、イマイチだったが、終盤の3話が凄く良くなった今作。
ただ、全体的に見ると、波瑠 主演ドラマとしては、唯一、嵌れない作品となった。
ただ、野呂佳代、原菜乃華 の熱演は評価できた。
続編は、正直、良いかな(;^_^A
全体を通して重いテーマを扱ってきたけど、あまり暗くならずサラッと見てこられたのは、新しいタイプの医療ドラマとして良かったと思います。
チームの解散は、予想通りナイトドクターを普及させるためにそれぞれ別々の病院で指導するためだった。
まだまだ不安なところもあるけど、5人それぞれが経験を積んで成長して、いいナイトドクターとして活躍していけると思う。
雑用ばかりやっていた深澤くんも立派になったなあ・・一人だけ残留だけど。
今回は、ごみ処理場とか電車の車両基地とか、きつくて汚くて夜勤もあってあまり人がやりたがらないような職場での事故で治療。
個人的にあまり病院にかかったことがない人間としては...
医者でも救えない命はあるし、病院に受け入れたとしても助けられなかったら意味がない・・。
やっぱりどんな患者も受け入れたいというのはただの理想論なのか…と思わせておいて、
「受け入れを拒否した病院にもナイトドクターがいれば助けられた」と、先を見据える本郷先生の想いに胸を打たれた。
助けられなかった命は戻ってこないけれど、これから同じようなことが起こらないためにできることはある。
それなのにチーム解散なんて・・。
もしかしたら、ナイトドクターを普及させるためにそれぞれ別々の病院に移ることになるのかなー。
ドラマのようなことはめったに起こらないかもしれないけど、コロナ禍の今でも病床圧迫され...
臓器提供がテーマの回。
亡くなった後のことは、お葬式やお墓と同じで、本人よりも遺族のほうが心理的負担が大きいのはわかる。
でも、さすがに深澤くんは医師でもあるのに臓器提供に理解がなさすぎで無神経すぎではなかろうか。
もし妹に臓器移植が必要になったら何としてでもドナーを探そうとするだろうに・・。
お母さんがドナーになった美月ちゃんも、心臓をもらって生きている桜庭くんもつらいだろうに。
ドラマだから和解するけど、現実であったらちょっと許されないような発言…。ある意味リアルなのかもしれない。
自分が妹を守らなければという思いが強すぎて、本人の意思を無視してしまう心情もよく描かれていて、人間...
一般人にとっては、お医者さんというだけですごいなーと思えるけど、
専門分野があるかどうかとか、分野によって医師もランク付けされてるんだなあ。
成瀬先生はつらかったろうな。
結局、専門的な処置はできなくて後輩にあっさり成功されてしまう。
でも、それも夜間の救急医がいないとできないことだから、夜間医療をないがしろにしないでほしい。
確かに、夜間の救急医は新人の研修医しかいないとか、幅広く対応できない医者しかいないこともあるとか聞いたことはあるので、実際応急手当しかしてもらえないこともあるんだと思う。
でも、ドラマみたいに医者に食って掛かる家族とかいるんだろうか・・。
緊急事態でもとてもあ...
今回は、見た目や肩書で判断されることをテーマにした話。
合コンで女医さんて知ったら男性はちょっと引いちゃったり看護師さんがイメージだけでウケがいいってすごくわかる。
病院内でも序列はあるし、簡単で誰でもできるような仕事をしていると、それだけで下に見られたりする。
それがイヤなら、他人から見てウケがいい仕事をするしかないけど、それって結局自分のやりたいことじゃなかったりするし、他人の目を気にしすぎると自分のことが見えなくなるんだよなあ。
でも夜勤だからレベルが低いと見られて手術もできないのはやりきれない。
嘘も方便で乗り切る本郷先生の理想は素晴らしい。結局、一度貼られたレッテルはなかな...