唐沢寿明、沢村一樹主演でこれからの日本の問題になる地方の過疎化の対策を取り上げたドラマ。コメディも取り入れながらわかりやすく作られていました。市長との対立などをリアルに組み込まれていて、よかった。考えることも非常にある内容でしたが。
一見地味な感じだし、視聴率もあんまり良くなかったみたいだけど私は好きだったドラマ。
なんでも完璧にこなしちゃう唐沢寿明に見てて安心感もあったし、私生活は地味な麻生久美子の役も可愛かった。
限界村を人気の観光地にしちゃう無理やりさはあるものの、なんだか引き込まれちゃうサクセスストーリー。
やっぱり唐沢寿明が出てるドラマはハズレがないね。
見ている間は「こういう役柄の唐沢はちょっと暑苦しくて」とか思ってたんだけど、今となっては唐沢の印象が強い。というか、唐沢の印象しかない。 大好きな麻生久美子が主役なのに、そのことを全く忘れていた。あんまりひねりのない役柄だったせいかな。 麻生久美子にはヘンな役をやって欲しい。 話はちょっと安易。地域おこしというテーマでドラマを、という意欲は買うが……
テーマ的にはシリアス。が、話としてはコミカル。このバランスが良くて名作になるものもあるんだけど、 このドラマは中途半端になっちゃったかなーという感想が強い。 唐沢寿明が今さらシリアスなドラマの主役をするのはどうだろう……。ちょっとシリアス寄りになりすぎた。 いい役者だと思うのだが、わたしはこの人はコメディにこそ真骨頂があると思うので。 そういう意味ではムロツヨシもシリアスの中のコミカルで、十全の魅力を発揮したとは言い難い。 本人もやりにくかったのではないか。そう見えた。
さまざまな問題をかかえた限界集落がいろいろな手段をつかって人を集め、生き延びようとするお話です。実際に使えそうなアイデアがたくさんありました。自然の景色がすばらしく、行ってみたいと思いました。でもきっとそこで生活するとなると大変なのだろうと感じました。
限界集落という、自分には無縁で、あまり考えたこともない土地が舞台になっているドラマなので、最初はあまり興味が持てなかったのですが、さすが唐沢寿明さんの演技力は素晴らしいと思わされました。 そして、結構アクの強い沢村一樹さんとの共演というのも見どころの一つだったと思います。
主演の唐沢寿明の演技が素晴らしいですね。 今の日本の過疎化の進む集落、予算があったら箱物行政。現実を重苦しくなく問題提起して いる。 何か新しいことを始めようとした時の反発、圧力。 最初は嫌味だったり、非協力なアウェーでの孤独な取り組みを理解する人が少しずつ増えていく。 みんなに役割をあえて分担してもらうことで 居場所を作り仲間へ、 常に福本市長を立て最後は市長自身を初心に帰らせるところ、本当に楽しく観れました。
地方にある限界集落の村が舞台です。唐沢寿明さん演じる主人公が村にやってきて、立て直しをしていくストーリーです。最初はばかにして、非協力的だった村の人たちも次第に協力してくれるようになります。様々なアイデアでたくさんの人が訪れるようになり、少しずつ変わっていく様子が描かれています。現実に使えそうなアイデアがたくさんありました。