うーん。なんか、色々、もやもや感が正直、感じた最終回でした。
まず、みゆきちゃんの実際の死因は何だったのかが判明しなかったのが残念です。
これじゃ、シ村が浮かばれないなと思いました。
後、シ村の奥さんの幸子が、その後、どうなったのかという点も。
ただ、凛ちゃん(佐々木みゆ )とイシ間さん(でんでん )の成仏する時に、死役所の住人がお見送りするシーンは、ジーンときて、感動しました。
二人が安らかに成仏できたと祈りたいです。
イシ間さんが、シ村に最後に言った言葉が、シ村の救いに少しでもなればなと。
加護の会に入った、修斗(柄本時生 )が、最後は、交通事故に遭って死んでしまうのが残念でなりませんでした。
結局、彼は、加護の会に入って幸せになれたのかは定かではないですが、自分が見る限りだと怪しい宗教団体にしか見えなかったです。
他も思っている人がいるかな。
シ村が、修斗に対し、ドスの効いた声で、珍しく怒ってたのにびびりましたが、娘を亡くし、自身が娘を殺した犯人として、冤罪なのに裁かれてしまうのが分かるのは最終回なのでしょうね。
そこには、シ村の奥さん(安達祐実)も関わっているのは間違いないでしょうが。
しかし、加護の会のメンバーの皆がはまり役で、ボスである...
家のベランダで置き去りにされて、凍死した凛ちゃん(佐々木みゆ)の母親である瞳(前田亜季)を凛ちゃんのために瞳にビンタした保育士のあかね(吉田志織)と同じく自分もビンタしたいと思ったのが本音です。
本当に母親に怒りが込み上げてきました。
虐待を受けたり、ベランダで置き去りにされても死ぬ間際までずっと母親の味方でいようとした凛ちゃんに涙でした。
さらに 「あしたのわたし」の絵本のストーリーが本人とリンクする感じでそこも切なくなってさらに泣いてしまいました。
改めて、虐待されて、凍死してしまった凛ちゃんを演じた 佐々木みゆ ちゃん、演技がすごく上手かったのは間違いないで...
ミチ(田鍋梨々花)がかつて、芋泥棒をした若い男の子2人に、レイプに遭ってしまい、我を忘れて、怒り狂い、その2人を鎌で斬殺してしまった石間さん。
人を殺してはいけないとはいえ、その2人がミチを襲ったことは事実なので石間さんの気持ちも分かると思いました。
結局、殺してしまった事がばれて捕まってしまった石間さん。
最後までミチの事を考え、殺された二人がミチをレイプした事は伏せて言わなかった石間さん。
確かに、シムラが言う通り、真実を打ち明ければ、情状酌量だったかもしれないが、最後まで言わなかったのはミチに対する優しさだったのかもしれません。
最後、死役所で、ミチに...
ハヤシ(清原翔)が、最愛の恋人のマリア(岡野真也)に裏切られ、良い方が悪いが、ハヤシに内緒で愛人を作っていて、子供もハヤシでなくその愛人の子供だったという衝撃展開は当時、配信で見た時もショックでしたがテレビで見る今回もやっぱ同じ気持ちです。
だからと言って、子供も巻き込んで殺してはいけないとは思うのはそうなんですが、やはり問題定義を投げかける回であったのは間違いないです。勝手な意見かもしれないが、血が繋がってないお姉ちゃんと結婚する道がハヤシにとって幸せな道だったのかも。
清原翔 の熱演がとにかく光った神回であったと思いますが、何度見ても、ハヤシの生い立ちから死刑になって人生を終える...
今までの回で個人的には1番良かった回だった今回。ゲスト出演の 豊嶋花 の演技がうまく、交通事故に遭う前と遭わない前の伊達夏加ちゃんの明暗がしっかり描かれていて、感情移入して泣きました。
市村が放った言葉が正直、最初は、暴力と思ったが、夏加ちゃんが、ミチルにまで心をぶつけた事も含め、それも含んで、彼女が成仏できたのなら、市村の言葉も心を動かしたのかなと思いました。しかし、 豊嶋花 の交通事故で身体が血だらけな姿は、痛々しくリアリティーがあって、本当にそれに関しては怖かった・・・。
最後は、ミチルがついに成仏出来て良かったですね。死刑課で、市村が、冤罪だと知った事で何かは分かりませんが、...
第2話のラストで 松岡昌宏 演じる、シムラの今までとは違う怖い一面が出てビビりました。
今回、透明なゆりかご を思わせる 酒井若菜 の妊婦役でしたが、結果的には、死役所に送られたおちびちゃんなので流産。あのおちびちゃんが、無事に成仏できたと思いたいです。
前半の中でも屈指の名エピソードだなと感じます。酒井若菜 演じる、荻野泉水が、赤ちゃんを失った後のショックの涙が泣かされます。
おちびちゃんが、最後、38週と2日の命で人生を全うして、天国に行ってしまうシーンもまた涙ですが、名前が付けられないまま成仏してしまうのが切ないです。
改めて、素晴らしい脚本だなと感じる2話でした。
役所の職員が死刑囚、でも極悪人だった訳ではなくて、だから職員になったんだろうメンバーと死民の死亡手続きをして成仏してもらう物語。と同時に職員の死刑囚になった過程もあってなかなか面白かったです。
死民の人には、20歳の誕生日をお祝いされた席で飲みすぎてしまった急性アルコール中毒の女子大生や、初めて決勝にのこれた漫才コンビの片方が病魔におそわれたり、虐待、ネグレクトの母親の帰りを寒空の下ベランダで待ち続けた女の子の話だったりストーリーも惹き込まれる素晴らしいものでした。
一方、主人公のシムラは食事の代わりに絵の具を舐める娘にノイローゼとなった嫁が宗教へ入会してしまい、嫁を取り戻そ...