リアタイで見た時、前回デコチュー からの
「どうなる!?」を胸いっぱいに抱えて見始めてたもんで、フツーに出社してる牧くんの姿に、はるたん同様「お?」と肩透かしを喰らった。
?????
ここら辺りから、1話2話でうっすら感じていた「このドラマ一筋縄でいかねぇな」「余白のドラマ??」感がザワザワ来たし(最終的にその感覚は大ビンゴ)、主に蝶子さん、ちずちゃん、マイマイ、女性陣のキャラクターと彼女たちの吐く真理が立ってるおかげで、物語と世界観にバーンと厚みが出てき始めた回でもあった。
マサムネの「楽しそうだなあ!」と、「説明になってないんだよ!」で、ん?この主任…???という引っ掛かりが生まれ、「牧がそう言ってるのか?」で完全にチーン!と来たのもこの回。マロはまだ お?ちずちゃんに行くとはお目が高い!ってだけのチャラい宇宙人だったんだけどなあ…
ちなみに、MTGの後、わざと牧くんにぶつかる武蔵の場面では、指導力に溢れた人望厚い部長が部下にこんなことしちゃうぅ?キャ〜恋って怖いぃ!ってリアルを感じるのと同時に、ぶちょーにはそういうことして欲しくなかったなぁなんて思ったもので…
なんだ、私、武蔵のこと大好きだったんだな…(過去形w)
蝶子さんへの接客ではるたんのポンコツっぷり(お一人様、安らぎの里)と誠実さ真摯さ(言葉遣い、お婆ちゃん対応)を同時に見せ、そしてまたはるたんの可愛さ(多発し始めたまきまきまきまき、レストランでぶちょーの手をソロソロと外す その両手のひら、ソファダイビングのきゅるんとコンパクト感などなど)も大爆発。
私の中でだんだんこれまで持っていた「田中圭像」が崩れ始め(それまでは“小牧教官”が私の中のベストオブ田中圭だった)、なーんやこれ!なーんやこれ!可愛えええ!といちいち画面に叫ぶ私から家族はジリジリ遠のいて行った。(ええ、家族揃って見てましたとも)
片や、前回までどちらかというとS味とスパダリぶりが勝ってた牧くんはこの回あたりからグイグイぎゅんぎゅん綺麗になってきていて(言い方)、特に黒スーツ姿とかマジデリ服(アイコン参照w)のキレ顔とか、決して笑顔ばかりではない切なみと美しさのダダ漏れ祭りはこれ以降最後までもうノンストップ。
放送終わって「今日牧くんの出番少なくね!?」って思った瞬間に自分の牧堕ちを完全自覚した回でもあった。(そして予告のバックハグで死んだ…つかこれ以降予告では毎度死んでた)
こうして振り返ってみると、物語中盤、人物造形の巧みさにおいてこの物語の世界観と俳優のキャラクターにはこれ以上ないくらいのベストマッチが起きていて、その意味では本当にこれは奇跡のドラマだったのだなと、今さら天を拝みたい気持ちになる。
ただ面白いとか、次が楽しみとかではない…何回も何回も録画を繰り返し再生し、自分がやってもいないTwitterで他人様の悲鳴や考察を漁りまくるようになったこの頃…
確実に私の人生の歯車は狂い始めていたよなあ…。(続く・多分)