毎回ラスト付近で意味ありげにちらつかせてた「リタ・ヘイワーズ」、いつの間にかみんな知ってて違和感あったので、もうちょっと事前に話題にあげといてもよかったんじゃないかな。
サイバー犯罪というより亡くなった恋人の復讐というシンプルな動機。
本当の目的はストーカー本人ではなくて、何もしてくれなかった警察への警鐘なんだろうな。
現実でも、ストーカー被害に遭っている人が警察に相談しても守ってもらえずに亡くなるいう事件はあるから、いつかはこういう事件も起こりそう。
そうなる前に、専門の相談窓口とか、規制する法律とかもっと被害者に寄り添ってほしいな。
全話通して大きな流れはあるだろうけど、1話完結としても楽しめる謎解き要素があるのはいいですね。
最近探偵もののドラマってあんまりなかった気がするので、こういうドラマもっと増えてほしいな。
「トリック」みたいなドラマが見たい！
ライカさん最初はめんどくさいなーとしか思わなかったけど、ふつうに整くんと会話している感じはお似合いだなと思いました。
後半の、子供の虐待の話は、今でも毎日のようにニュースで目にするから、
放火はもちろん行き過ぎだけど、もっと防止できる法律があればいいのにと痛感させられます。
今まで自然過ぎてあんまり気にしてなかったけど、改めてあっちゃんの子役の演技がすごく良かったです。
保護されてからパパを怖がっておびえて泣いてたいたころと、パパへの信頼性が戻った今との顔つきとか目つきが全然違うし、バタコさんを見て恐怖を思い出した感じとか、表情だけで演技できているのがすごいですね。
ぷろびん、仲間も犠牲にして本当に嫌な奴だと思ったけど、真実を世間に届けたいという心意気だけは伝わった。
信者たちに囲まれてたけど、あの後どうなったのか、バーのマスターも無事なのか心配…。
和泉さん、今回のラストになってようやく表情や態度が柔らかくなってきましたね。これを待ち望んできた視聴者としては、最初のつんけんした態度も許せる気になってきます。
同僚や先輩刑事でさえイラついてしまうのに、江波さんは余裕で受け流してたのがさすがですねー。
まあこのまますんなり素直におとなしくなるとは思わないけど、笑顔がとても素敵なのでもっと肩の力を抜いて笑えるシーンが増えてくるといいですね。
展開が読めなくておもしろかったです。
過去の事件にまつわるクイズはそれなりに推理できたし、最初に出てきた時点で相棒が真犯人なんだろうなあと感じさせる存在感。
ただ、どうやら隣のベッドで話していた牛田さんがすでに亡くなっていたのは予想外。本物の心霊なのか、なにかトリックがあるのか…。
30分くらいで問題が解決して、別のエピソードをやるのかと思ったら意外なつながりが。
そしてまたミステリアスな人物が出てきましたね。
風呂光さんはかなり整くんのことが気になってるみたいだけど、恋愛模様に発展するのかな？
まさかひかりちゃんの家出が発端だったとは・・。
それもこれも林が一番悪いんだけど、バタコさんと葬儀屋の女の子はそれぞれ別の思惑で動いてるんだろうな。
宗教団体とかも含めて敵が多すぎてちょっとうんざりりてしまう。
それでも、ひかりちゃんが無事に戻ってきてくれたことは、相良さんにとって大きな救い。
あんなにこわがってたあっちゃんもパパに話しかけるようになったし、ふたりでこたつに入っているところは泣けてしまった。
刑事ドラマでは復讐や脅しなどがよく殺人の動機になるけど、
許せないことがあるからと言って一生かけて追い詰めるやり方は、自分の身も危うくするのがわからないんだろうか・・。
特に、家族や大切な人まで巻き込むと、失うもののない相手が捨て鉢になると予想できずに、反撃されてしまう。
結局犯罪に走る人は、自分のことを大切にしていないからで、みんなが自分のことを大事にすれば悲しいことも少なくなりそうだなあと考えてしまった。
ところで、このドラマの隠れた癒しの存在が駐在所のわんこなんだけど、和泉さんがわんこと戯れていて、ちょっとずつ柔らかくなってきたのを感じる・・！
文学をテーマにした作品はいいですね。
江戸川乱歩とかアガサクリスティとか、ミステリーの大御所だけじゃなくて
子どものことに暗唱させられた詩とか、教科書に載っていた一節とか
大人になってても覚えていてふとしたことで話がはずんだりします。
こんなドラマのようなことはなかなかないけれど、教養として知識があると
何か意外なことに活かせることもあるかなと思わされます。
前回のラストで見つかった？と思った真帆さんは写真だった。
誰か別の人とみまちがえた説もあったけど、写真のほうがなんか不気味な感じですね…。
貼り方も陰湿な感じで、精神的ダメージを与えようとする意図が伝わってくる。
押入れの謎とか、ラストの二宮さんとか気になることはまだまだあるけど、
今回はだいぶ展開がスラスラ進みましたね。
ひかりちゃんも無事に戻ってきたし…一星くんのことは心配だけど。
今回は加倉井管理官が出なくて残念。
その分、和泉刑事が威張り散らしていましたが、江波さんにたしなめられてちょっと落ち込んでいる様子で「そんなつもりじゃないんだけどな」って言うところはかわいかった。
でも、殺害された被害者である吉井さんを必要以上に悪く見て、被害者の娘にまで嫌な思いさせて、
そりゃあ手柄をあげたくて焦っているとしか思われないですよ。
結局吉井さんはすごくいい人だったし、江波さんが娘さんにフォロー入れてることも知らないんだろうな。
このままだと嫌われる一方になりそうだから、早く素直になれるといいんだけど…。
