奔放な性格でありながら実はプロフェッショナルな主人公の設定や、既存の大きな勢力に弱小で個人主義的な事務所が立ち向かう物語の構図など、米倉涼子の代表作「ドクターX」とかぶりすぎなのでは？？と、どうしても最初は斜めな視線で見始めてしまいました。
ところが、見ていくうちに小鳥遊翔子(米倉涼子)の集めた京極弁護士事務所の超個性的なメンバーたちがしつこいくらいにいい味で、気が付いたら癖になってとうとう最後まで見てしまいました。見てる暑苦しいけど、見てないともう寂しくて(笑)

敵対する法律事務所の海崎勇人(向井理)と白鳥美奈子(菜々緒)も最初は上昇志向の嫌な役ですが、宇宙人的に美しいルックスとは対照的に物語のエピソードの中に見えてくる人間臭さが絶妙で、話の回を追うごとにどんどん好きになっちゃいました。最終回の海崎と小鳥遊のじゃれる姿は衝撃的でしたが、二人のあのルックスだから許されるのかな・・・？
とにもかくにも続編を確信する終わり方だったので、楽しみにしてます。