さすが！藤井監督。よかった～。面白かったっ！

画面の色味が完全に映画だし、渋いし、地に足がついた悪の警察モノって感じでした。ま、今までにもいいのあったけどね。
結末もすっきりして、なかなか良きです。最終回はとんとん拍子に事が進みすぎという側面もあったけれど…
役者さんがみなイイ味出してたので、最後まで引き込まれて見ることが出来ました。
木村佳乃の涙も含め、全般的に良くて、もう、バラエティーに出るのやめて、これからまた、女優業に専念したらいいのになー。
勿論、アバランチメンバーは良かったけど、脇を固めた重要メンバーの皆さん、大山／渡部篤郎、桐島／山中崇、藤田／駿河太郎、そして総理をやった利重剛さんもむっちゃイイ味出されてました。

色々、残してしまった課題もありますけどね、極東リサーチとか、大山さんの処遇とか、木村佳乃の行く末とか…。

でも最後、インタビューを受ける3人があまりに爽やかで、そのあとの福士蒼汰くんも鱗が取れたようにサッパリしたし、
綾野剛の終わり方もあれでいいと思うんです。かなり余韻が残った感じの作風、良かったです。

続編を観たい気もするけど、あまり見たくないなー。これで終わるからこそ良かった！と言える作品だと思うのです。

しっかし、本作みたいな警察が悪の温床になってる話ってたくさんあるけど、実際の所どうなんだろね？