地域医療の問題は今でも重要な問題となっている。そこに視点を置いたこのドラマを興味深く視聴しました。

腕は確かだけれどちょっと気弱なコトー先生が吉岡秀隆さんの天然ぽっくってほんわかした雰囲気と良く合っていたと感じました。

よそ者をなかなか受け入れられない地域で医療を通して信頼関係を築いていく過程は見応えがありました。

人の和とは？

最近とかく隣近所との関係が稀薄になりがちです。確かにうざったらしく感じる事もあるけど生きていく上で人との関わりは無くてはならないものだと感じます。
そんな事まで考えさせられる内容だったと思います。

「この島で死にたい。本土の病院には行かない。」と言ったおじいさん。見取りの医療のあり方を考えさせられました。おじいさんが作ったワラジを抱きながら涙する五島の姿に感動しました。

人間の尊厳、それは人それぞれで自分の考えを決して押し付けてはいけないと思います。何が幸せなのかは本人にしかわからないものなのだから・・・

ドラマを見ながら医療現場で見たり経験した事を思い出しながら自分の仕事ぶりを振り返っていました。