3.5
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-
ドラゴン桜2 第4話
今話は勧善懲悪的な要素もあり、
スッキリとした視聴後感あり。
瀬戸(髙橋海人)は今回の一件でより一層のこと、「勉強して搾取される側の人生を脱したい」と強く思ったことだろう。
人のやる気はコンプレックスに根差しているほどに強い起爆剤になる。
ただし、その使い方、矛先の向け方には注意が必要だ。
自身の不甲斐なさを認めた上で
こんなところにいたくない
こんな格好したくない
と正しく自分の感情を処理し、
そこを脱出する努力に繋げられればいいが
自分のコンプレックス部分の対極にいる人を一方的に羨んだり
羨むことさえ素直に出せずあろうことかSNS等で揚げ足を取ったり
誹謗中傷したりするようなことに
労力を割くようになってしまっては
本当に無為である。
様々な情報にすぐにアクセスできてしまうからこそ
常に隣の芝生は青く見えるもので
自分の程度も何となく見積もれてしまい
無謀だと思えるような挑戦にチャレンジしづらくなっているかもしれない。
だからこそ桜木(阿部寛)が説く原点回帰な叱咤激励が今の世に新鮮に響くのかもしれない。
東大専科に新たな面子が加わるのかも楽しみだし、彼らそれぞれの克己の過程を堪能したい。